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JRバス関東と西日本JRバス、横山由依さんが登場する新型夜行高速バス「ドリームルリエ」発表会
東京~大阪間を運行
2017年3月2日 17:23
- 2017年3月31日 運行開始
ジェイアールバス関東と西日本ジェイアールバスは3月2日、東京~大阪を結ぶ新型夜行高速バス「ドリームルリエ」発表会を開催。会場では、アイドルグループAKB48の横山由依さんが新型車に採用されるシートの座り心地を試してドリーム号をPRした。
今回発表されたドリームルリエは3月31日に運行開始。3月3日10時より5月3日までの乗車分を一斉に発売する。東京~大阪の大人片道運賃は、プレシャスクラスが1万4000円~1万8000円、アドバンスクラスが1万400円~1万2500円となる。
運行ダイヤは東京発(ドリームルリエ1号)が東京駅八重洲南口を23時10分発、バスタ新宿23時50分発、大阪駅JR高速バスターミナル7時50分着。大阪発(ドリームルリエ2号)が大阪駅JR高速バスターミナルを23時発、バスタ新宿を6時59分着、東京駅日本橋口7時24分着。
都内で開催された発表会には、ジェイアールバス関東 代表取締役社長 中村泰之氏、西日本ジェイアールバス 代表取締役社長 宇都宮道夫氏、JR高速バスドリーム号アンバサダーとして横山由依さんが登場。新型車両の詳細などが発表された。
ドリームルリエの導入に向けて、ジェイアールバス関東の中村氏は「我々のドリーム号は、国鉄バス時代の1969年に日本初の夜行高速バスとしてデビューして以来、お客さまのニーズに応えて真摯に取り組んでまいりました。一番大事にしているのは安全安心でございます。そして日々快適にリーズナブルに、多くのお客さまに愛される取り組みを行なってきました。2020年の東京オリンピックを前に50年を迎えることになり、この50年の節目を前に、さらに高いステージ、さらに品質の良い素晴らしいサービスをドリーム号で提供できないかと、これまで2社で協議を重ねてまいりました」と挨拶した。
また、ドリーム号アンバサダーの横山由依さんについて、中村氏は「横山さんは、AKBの候補生のときには京都から東京までドリーム号をお使いになって未来の夢を追いかけていたというお話をいただきました。こういったご縁もあってドリーム号のアンバサダーを引き受けていただき、今回この名称を決めるにあたっては横山さんにも参加いただきました」などと紹介。
締めくくりに、中村氏は「昨今、東京ではバスタ新宿など高速バス、あるいは地域の路線バスが注目を浴びることになってきました、私共、バスという、人と人をつなぐ、生活を支えていく、これを地道に邁進していきたい」と語った。
安全装備として「衝突被害軽減ブレーキシステム」などを装備
西日本ジェイアールバスの宇都宮氏からは、ドリームルリエについて「選べる2つのクラス」「個室のような快適空過」「より充実した車内サービス」「安心快適をサポートする安全装備」と4つの特徴が示された。
選べる2つのクラスとして、「プレミアムドリーム号」のプレミアムシートを採用した「プレシャスクラス」を2列シートエリアに4席、グランドリーム号の新型クレイドルシートをベースにリクライニング機能を向上させたシートを採用する「アドバンスクラス」を3列シートエリア14席を設定した。
個室のような快適空間として、全席パーテーションとカーテンで個室のような快適空間を実現させるとともに、全席シートピッチを1m以上確保。より充実した車内サービスとして、全席にiPad mini4を設置するとともに、コンセント、フリーWiFi、トイレ、空気清浄機つきエアコン、毛布、スリッパを用意する。
さらに安全装備として、「衝突被害軽減ブレーキシステム」「衝突防止補助システム(車間距離、車線逸脱警報等)」「映像記録型ドライブレコーダー」を装備した車両を使用する。
横山由依さんがドリームルリエのシートを体感
発表会に登場した横山さんは、ドリームルリエの「プレシャスクラス」に採用されたシートに実際に座り、横山さんは「すごいですね。これはフカフカの最上級のような」と座り心地の感想を話し、また、リクライニング機能を試して「これは想像を超える。これは寝返りも打てますね、本当に上質で快適な空間です。おうちのベッドよりよくて、このまま寝れちゃいそうなくらいです」などと感想を話した。
横山さんはAKBの候補生だった頃、毎週末、ドリーム号に乗って地元京都から東京のレッスンに通っていたといい、横山さんは「私が利用していたドリーム号も本当に快適だったのですが、シートのリクライニングやコンセントがついていたり進化した新しいドリーム号になって、より特別な空間だなと感じました」と話すとともに、新名称の「ドリームルリエ」について横山さんは「響きも美しく可愛くて、私事ですが名前の由依は両親が“人と人を結ぶ人になってほしい”といって付けられたもので、ルリエにも結ぶ、縁をつなぐとい意味があり、新しいドリーム号ぴったりだと思いましたし、自分的にもアンバサダーとして関わっている縁を感じました」と話した。
これからドリーム号を利用する人に向けて、横山さんは「私もドリーム号を利用して京都から東京まで通って夢を叶え、夢を追いかけている最中ですが、これから就職や新生活が始まる方、上京される方、沢山いらっしゃると思います。このドリーム号で過ごした時間はかけがいのない時間で、自分にとって大切なものになると思います。上京される際、いろいろなところに行く際には、ドリーム号、ドリームルリエを使っていただけたらと思います」とコメントした。