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ハワイアン航空、羽田~コナ線の新規就航に伴い「ハワイ島コナセミナー」実施

12月21日にHA852便が就航

2016年10月 開催

アロハテーブル代官山店で開催された「ハワイ島コナセミナー」

 ハワイアン航空とハワイ島観光局は10月、12月21日の羽田~コナ線の新規就航に伴い「ハワイ島コナセミナー」をアロハテーブル代官山店(東京都渋谷区猿楽町)にて開催した。セミナーでは、ハワイ島観光局長やハワイ島出身のハワイアン航空CA(客室乗務員)が来日。ハワイ島を代表するサプライヤーがハワイ島やコナの魅力をプレゼンテーションした。

 ハワイ島観光局 観光局長のロス・バーチ氏は、この日のイベントのためにハワイ島コナから来日。ロス氏は、「ハワイアン航空による日本マーケットへの投資、および羽田からコナへの直行便就航というコミットメントに対し、ハワイ島観光局一同『マハロ』とお礼申し上げます。羽田からの直行便就航は私たちにとってもとても楽しみなことであり、宍戸支社長率いるハワイアン航空日本地区営業部の皆さまと一緒にコナ、そしてフライトを盛り上げていくことがとても楽しみです。ハワイ島は観光が最も盛んになる前から日本との関係があり、ハワイ島の地元のビジネスは日系人によるものが多く、100年以上前から続いているものもあります。ハワイ島と日本の関係は元々強いものですが、この度羽田からの直行便の就航、および好調な日本経済の影響でさらなる強固な関係に発展するものと期待しています」と、ハワイアン航空による羽田~コナ線の新規就航の喜びを述べた。

 続いて、「アロハ!」という陽気な挨拶から始めたのは、ハワイアン航空営業担当の和田氏。オアフ島ホノルルに本社があるハワイアン航空は1929年設立、今年で87年目になる。運航便数は1日200便以上、離島間は160便以上。そして、12月21日より羽田~コナ線に就航する。運航スケジュールは下記のとおり。

ハワイアン航空 羽田~コナ線

HA851便:コナ(17時05分)発~羽田(翌日22時05分)着 ※12月20日運航開始、火・木・土曜運航
HA852便:羽田(23時55分)発~コナ(12時15分)着 ※12月21日運航開始、水・金・日曜運航

ハワイアン航空 羽田~コナ線のスケジュール

 和田氏は、「羽田の出発時刻は、残業してから空港に向かっても十分間に合う設定にしています。また、コナの出発時刻は、ハワイを十分満喫したあとに羽田に戻れる時刻設定にしています」とその魅力を伝えた。

 続いて紹介されたのは、機内の様子や新しいアメニティ。エクストラ・コンフォートは、通常よりも約13cm足下が広い作りで、身長181cmの和田氏が足を組んでも前の座席に足が当たらないのだとか。注目の新しいアメニティは、ハワイの人気デザイナー シグ・ゼーン氏とコラボして作られている。

 また、気になる日本語サービスに関しては、日本語を話す乗務員が3名以上(日の丸バッジ着用)、日本語機内誌「Hana Hou!」、機内エンタテイメント(邦画:3タイトル・洋画吹き替え:35~40タイトル・ハワイ旅ガイド:4~6番組)、空港キオスク日本語対応と充実だ。和田氏は、「コナ空港にも日本語対応ができるスタッフを準備してお待ちしております! マハロ!」と自信を持って迎え入れる準備が整っていることを述べた。

エクストラ・コンフォートについて
メインキャビンについて
シグ・ゼーン氏とコラボして作られたアメニティ

 そのほか、ハワイ島のアクティビティなどのプレゼンを実施。「世界最高の天体観測スポット、マウナケアの頂上で天体観測」「世界で最も活発な火山の1つ、キラウエア火山を間近で見る」「コナ・コーストで巨大なマンタと泳ぐ」「島ならではのコナ・コーヒー農園を訪れる」「ハワイ島で世界のほとんどの気候帯を体験する」が紹介された。

“ビッグ・アイランド”と呼ばれ、ハワイ諸島の中で地質学的に最も新しい島といわれているハワイ島。今も噴火活動が続くキラウエア火山など、大自然の神秘に満ちた島の力を体感しに訪れたくなるものだった。