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小田急線新宿西口に手ぶら観光用の宅配カウンター

当日に羽田空港、成田空港、宿泊先ホテルへ配送

2016年6月14日 試験運用開始

観光サービス試験運用のフロー図

 小田急電鉄と佐川急便は6月14日から小田急線新宿駅西口構内に宅配カウンターを設置し、手ぶら観光サービスの試験運用サービスを開始する。空港とホテルへ即日配達を実施し、手ぶらで観光ができるようにするほか、手荷物の一時預かりを行なう。

 即日配達の受取先は、羽田空港、成田空港、東京駅、バスタ新宿、東京23区と浦安市のホテル。11時までに預かった荷物は成田空港を除いて16時以降に目的地で受け取り可能。成田空港については17時以降の受け取り。また、西新宿1丁目から8丁目エリアのホテルについては、当日18時までに預かりで20時まで受け取りが可能。

 即日配達の料金は3辺合計140cmまで、重さ20kgまでのスーツケースの場合で、羽田空港までが2214円、成田空港が2322円、ホテルが1566円。手荷物一時預かりが3辺合計200cmまで、重さ30kgまでで800円。

 宅配カウンターの場所は小田急線新宿駅西口地上改札口、ロマンスカー営業センターの横。営業時間は8時から21時までで無休で営業する。即日配達のほか、営業時間内の手荷物一時預かり、飛脚宅配便を取り扱う。手ぶら観光サービスの試験運用は期限を定めておらず「当面の間」としている。

 なお、宅配カウンターは訪日外国人旅行者の利用も視野に入れており、英語、中国語でも対応、国土交通省から「手ぶら観光」のサービス拠点としての認定を受けたという。

カウンター設置イメージ
「手ぶら観光」共通ロゴマーク