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ホンダ「N-VAN」車内でバンド演奏!? ギター、ベース、ドラムを詰め込んだらどこでも練習スタジオ!
- 提供:
- 株式会社ホンダアクセス
2018年10月30日 00:00
「秘密基地」的なスペースが生まれるホンダの「N-VAN」
オーナーの「好き」や「興味」をドンドン詰め込んで、どこでもスイスイ行くことができる夢のクルマが7月に発売されたホンダ「N-VAN」シリーズ。
運転席以外のすべてのシートを床にぴったり倒したあと、センターピラーのない助手席ドアと左スライドドアを開けると、そこには子供のころに家の一角、近所の林や広場などで作った「秘密基地」的なスペースが生まれる。友達とこもって話をしたり、自分の大事なモノを持ち寄ったり、家から持ち込んだお菓子をここで食べると美味しいだけでなく、なんだか楽しかったり……そんなことを思い出させるN-VANの室内空間。だから多くの人はN-VANを見るとワクワクしてしまうのかもしれない。
そんなN-VANなので試してみたいことはたくさんある。定番のアウトドアレジャーからバイクや自転車といった趣味のサポート。サーフィンや釣りでのベースキャンプにも便利だし、机と椅子を持ち込めばインドア趣味の読書からプラモデル製作なんかも楽しめる。
とまあ、そんなたくさんの「できる」のなかから今回試すのは……なんと車内での楽器演奏だ。
最近、幅広い年齢層でまたまたバンドブームが来ている。楽器を演奏することのおもしろさはもちろん、自分の音と誰かの音が一緒になって一つの音楽となるあの感覚はやはりよいだけに、特に学生時代に楽器をやっていた人なら「バンドブーム」という言葉を聞くだけで「やりたいなぁ」と思うのではないだろうか。
だけどバンドマンにとっていつの時代も悩みは練習場所。音が大きいので自宅ではちょっとムリ。とはいってもスタジオを借りるのも大変だ。
そこでN-VANなのだ。ワクワクを詰め込むためにある秘密基地スペースをスタジオにしてしまおうという壮大な?作戦が動き出した。
ということでN-VANの魅力に引かれたオトコ3人で結成された「THE N-VANド」は、リアシートをダイブダウンして作ったスペースに必要な機材を積み込み、向かうは山間部。木々に囲まれたとっておきの場所を目指した。
「N-VAN」でバンドメンバー3人+機材を移動。Honda SENSINGで長距離走行も楽に
バンドメンバー3人に機材ともなると重量はそれなりになるが、THE N-VANドが乗るのはターボモデルなので高速道路でも山道でもパワー不足は感じない。なお、N-VANのミッションは効率のよいエンジン回転数をキープするCVT。普通車と一緒に走れる100km/hペースでのエンジン回転数は3000rpmと燃費にも優しいし、騒音も気にならないレベルで抑えてある。
また、荷物を多く積むことを前提に作られているので、大人3人+機材が乗っても乗り心地がよく、カーブでの不安感もない。積載性だけでなく演奏場所への移動に関してもN-VANに不満はない。分類上は軽貨物だけど長距離移動が多い人が購入しても問題ない快適性を持つクルマだ。
目的地に到着。早速N-VANから機材を降ろすためにドアを開けて車外に一歩。都会ではなかなか味わえない柔らかい地面を歩く感覚が心地よい。それにしても山間部のアウトドアでギターやドラムを奏でるなんて、いくらバンドブームでも経験したことのある人は少ないだろう。木々に囲まれた気持ちのよい環境に加えてそんな「トクベツ」な感じがワクワクした気分をより盛り上げていく。
外部電源を車内に引き込める「外部電源入力キット」は、オススメのアイテム
一旦室内をスッキリさせてから改めて機材をセットしていく。今回の見せどころであるドラムは電子ドラムを使用。N-VANの荷室の最後尾付近の床面横幅は約90cmあるので、電子ドラムのスタンドは十分収まる。運転席を背にするカタチでドラムをリアゲート向きにセット。この状態でドラムスローン(イス)を置いても前席のシートバックとの隙間はある。スティックを振っても左右、天井にあたらない。ドラムの演奏スペースは十分確保できたのだ。
そのほかの配置はというと、運転席にはギターが座り、ドラムの斜め後ろに置いたアンプの上にベースが腰掛ける。当初は収まっても演奏できるほどの空間は取れないのでは?とも考えたが、これが全然窮屈そうじゃない。イメージとして学生時代、友達の部屋に集まって楽器を鳴らしていたときのような感覚。狭い分、一体感があったりするあれだ。さすが秘密基地なN-VAN、オトコ心をくすぐる空間を作れちゃったのである。
さて、ここで「ん?」と思った人もいるだろう。そう、今回のバンドはロックバンドである。ギターもベースも、電子ドラムも使用機材をカッコよく鳴らすには電気がいるのだ。
そこで登場するのがホンダ製のカセットガスで電気が作れるハンディタイプの正弦波インバータ搭載発電機「Eu9iGB(エネポ)」だ。正弦波インバータ搭載であり定格出力は900VAもあるのでアンプの駆動は問題ない。また、本体も小型なのでN-VANに載せるのも容易だ。
ただ、エネポ自体を車内に持ち込んで発電することは排気の関係上、ムリである。するとエネポを車外に置いて電気を車内に引き込まないといけないのだが、ここで使えるのがN-VAN純正アクセサリに設定されている「外部電源入力キット」である。
このアイテムはリアバンパーの左端に防水キャップ付きの入力プラグを設置。室内側はカーゴルームの左後ろにあるアクセサリソケットのかわりにAC100V、最大1500Wまでのプラグが付くというもの。メンバーが乗ってきたN-VANにはこの「外部電源入力キット」が装着してあるのでエネポからの電気をスマートに車内に引き込むことができるということ。
ユタカとヨシヒロとジュンキで、「THE N-VANド」
準備が整ったところで、真っ先に音を出し始めたのはドラムス。担当するのはホンダアクセス広報の石井裕氏だが、今回はドラマーとしての登場なので、いつもの呼び方はちょっと堅苦しい。そこでロックな感じで?「ユタカ」と呼ぶことにする。
ユタカの叩くリズムがN-VANの室内に響くと続いてベースの「ヨシヒロ(ホンダアクセス広報 関義弘氏)」が弾き始め、ギターボーカルの「ジュンキ(ホンダアクセス広報 鎌倉淳貴氏)」がそれに続く。全員、久しぶりに楽器に触るという話だったが、しっかり音楽になっていたところがスゴイ。しかも撮影が終わっているのに演奏をやめる気配がないほど、N-VANのなかでのセッションを楽しんでいるようだった。
こういう企画的な撮影ではモデルさんにお願いして「はいポーズ」ですませることもあるけど、そうじゃなくて「本当の光景」をお見せできるのはやっぱりいい。「THE N-VANド」……なかなかイカしてるでしょう。
「N-VAN車内でバンド演奏」という突拍子もない企画を立てたのはホンダ車の純正アクセサリメーカーであるホンダアクセス。純正アクセサリメーカーではフロアマットやETC、ナビゲーションなどの定番品から、車種ごとの特性にあったアイテムまで企画していくわけだが、純正アクセサリはベースのクルマにカッコいいな、安心だな、便利だなという魅力をプラスしていくものだけに、アイテムを作る側は常にクルマへの期待やワクワク感を持っていることが大事だと思う。
ではホンダアクセスはどうかといえば、ここまで読んでいただいているならば言うまでもない……非常に頼もしい限りである。
撮影協力:イレブンオートキャンプパーク