旅レポ
アクティブすぎるハワイツアーに参加してみた(その1)
カウアイ島で映画「ジュラシック・ワールド」のロケ地となった滝をヘリコプターで訪ねる
(2015/7/17 00:00)
ある日、ハワイ州観光局のSさんから「アクティブなハワイって興味ありますか?」という連絡が編集部に入ってきた。という話は、「『妖怪ウォッチ ハワイスタンプラリー』にチャレンジしてみた」という記事で紹介したとおり。
スタンプラリーは締切が関係するため先に紹介したが、本記事以降はアクティブなハワイを体験するツアーを時系列順にお届けする。基本的に弾丸系のアクティブハワイ体感ツアーとなっており、ゆったりとハワイを楽しむためには、これから紹介するアクティビティの中から気に入ったものを、いくつか選択するのがお勧めだ。
ハワイは日本から人気の観光地のため、さまざまな航空会社が日本各地から航空便を用意している。往路に利用した航空便は、ハワイ路線にとても力を入れているJAL(日本航空)の成田~ホノルル線 JL786便。JALは成田~ホノルル線を毎日3便(往復で6便)、羽田~ホノルル線・名古屋~ホノルル線・関空~ホノルル線を各毎日1便(各往復で2便)運航しているほか、9月には成田~ホノルル線が1便(往復で2便)増便される。
とくに成田~ホノルル線には、世界最高のエコノミーシートと評価された新・間隔エコノミーシート「SKY WIDER(スカイワイダー)」を搭載したボーイング 767-300ER(愛称:スカイスイート 767、略称:SS6)を2015年から成田~ホノルル線に2便(増便を含むと3便)投入しており、今回利用したJL786便もスカイワイダーを搭載した767-300ERだった。また、SS6では空飛ぶインターネットである「JAL SKY Wi-Fi」を搭載しているものもあり、今回はインターネットが利用できる個体だった。
このスカイワイダーなどJALのホノルル路線については、JALが紹介映像をYoutubeに公開しているので、そちらをご覧いただければと思う。
ハワイ諸島最古の島「カウアイ島」でヘリコプターに
JL786便に乗ってホノルル空港へ。JL786便のよいところは、比較的早い時間にホノルル空港に到着すること。成田を19時50分に飛び立ち、ホノルルへ8時30分に到着する。ハワイでの時間の有効活用が図れる便になっている。
最初の目的地がカウアイ島のため、ホノルル空港でハワイアン航空に乗り換え。オアフ島のホノルル空港からカウアイ島のリフエ空港へ向かうHA143便に乗って、カウアイ島に到着した。所要時間は40分ほどなので、すぐに着いてしまったという感じだ。
アクティブなハワイを楽しむ第1弾は、日本でも8月5日から公開となる映画「ジュラシック・ワールド」のロケ地となった滝をヘリコプターで訪ねること。その名も、Island Helicoptersの「Jurassic Falls Landing Adventure」だ。カウアイ島には、リフエ空港近くにいくつかのヘリコプター観光会社があるのだが、ジュラシック・ワールド」のロケ地となった滝の近くに着陸して、滝を間近で見られるアクティビティを提供しているのはIsland Helicoptersのみ。これは滝が私有地にあり、立ち入りが制限されているためで、Island Helicoptersのみが許可を得ている。
ヘリコプターに乗る前に、緊急時の説明などが行なわれる。また、靴にカバーをかけ、滝のある地域に別の個所から微生物などを持ち込まないようにしている。
記者はヘリコプターに乗るのは初めてだし、ハワイのような絶景地域を飛ぶのも当然初めて。カウアイ島はハワイ諸島最古の島のため地面の浸食が激しく、目の前に広がる風景も変化に富んでいる。崖、川、山と切り替わる目の前の風景は現実のものとは思えず、ただひたすらに「すげぇ」としか言いようのない風景が広がる。映像なども撮ってみたので、写真と合わせて楽しんでいただきたい。
滝とヘリコプターを満喫した後は、空港近くのリゾートホテル「カウアイビーチリゾート」へ。ハワイツアーの1日目は、カウアイ島の不思議な造形を空から思う存分楽しめた。そして2日目は現地ガイドさんの“あの男”が登場。スーパーアクティブなカウアイの日々が始まるのであった。その2へ続く。