名神 一宮IC～一宮JCTは11月末から下りも3車線に。路肩や車線幅の縮小で6車線化

拡幅によって合流を減らし、交通が円滑化

　NEXCO中日本 名古屋支社は、11月8日～29日に予定する名神集中工事の終了をもって、一宮IC～一宮JCT間の6車線運用を開始する。正式な運用開始日は11月下旬をめどとし、後日発表予定。

　通勤時間帯などに発生する激しい渋滞への対策として、2024年9月に上り線を片側3車線化。今回の工事で下り線も片側3車線化し、6車線化が完成する。先行して3車線化した上り線では渋滞発生回数が約40％減少、最大渋滞長が30％減少したという。

　車線増にあたっては各車線や路肩の幅を狭める方式を採用しており、このかたちで運用する期間については今後検討するとしている。

3車線で運用する区間の概略図

路肩や各車線の幅を減らして片側3車線化を行なう

対策前後の交通量・渋滞発生状況の比較

対策前後の通過時分の比較