ミシュランガイド、「兵庫2016特別版」「京都･大阪2016」「奈良2016」のセレクションを発表。たこ焼き、そうめん、おでんなどを新たに掲載

「ミシュランガイド兵庫2016特別版」

「ミシュランガイド京都･大阪2016」

　日本ミシュランタイヤは、10月23日に発売する「ミシュランガイド兵庫2016特別版」「ミシュランガイド京都･大阪2016」と、同社の会員制Webサイト「クラブミシュラン」にて公開する「ミシュランガイド奈良2016」のセレクションを発表した。価格は、「ミシュランガイド兵庫2016特別版」は2700円（税別、以下同）、「ミシュランガイド京都･大阪2016」は3000円。

　関西エリアのミシュランガイドは2015年度より対象エリアを変更し、「京都・大阪」と「兵庫」に分けて発行する。「ミシュランガイド兵庫2016特別版」は3つ星の飲食店として「カ・セント」「子孫」の2店を掲載、2つ星は10店、1つ星は65店。コストパフォーマンスが高く上質な料理を提供する飲食店に付けられる「ビブグルマン」（兵庫版では3500円以下と設定）は81店。また、星、ビブグルマンはつかないがおすすめの飲食店は253店、宿泊施設も145軒（ホテル59軒、旅館86軒）掲載する。

　料理カテゴリは29種類で、うち21種類は和食に属するもの。日本料理をはじめ蕎麦、お好み焼、うどんのほか、日本のミシュランガイドでは初となる鴨料理（1つ星）、鹿肉料理、そうめんのカテゴリも掲載する。また、ビブグルマンには豊岡・出石の蕎麦、姫路のおでんなど地元の味が掲載されているのも特徴。

「ミシュランガイド京都･大阪2016」は、3つ星の飲食店として11店（京都7店、大阪4店）、2つ星は44の飲食店（京都24店、大阪20店)と1軒の旅館（京都）、1つ星は131店の飲食店（京都66店、大阪65店)と2軒の旅館（京都）を掲載。ビブグルマン（京都・大阪版では5000円以下と設定）は、205店の飲食店（京都82店、大阪123店）。

　2つ星には、1つ星から昇格した飲食店が7店（京都4店、大阪3店）と、新たに京都の飲食店が1店登場。1つ星にも飲食店が11店（京都4店、大阪11店）が、ビブグルマンには164店（京都63店、大阪101店）が新たに掲載される。

　前回までの対象となる料理カテゴリはフランス料理とイタリア料理の2つだったが、今回は和食に関するカテゴリを19種類追加。お好み焼きやたこ焼きなど関西らしい料理が登場する。また、地元を代表するローカルフード「ストリートフード」カテゴリもミシュランガイドに初めて登場し、たこ焼きの店を11店紹介している。

　「ミシュランガイド奈良2016」は、奈良のエリアとして初めてビブグルマンが掲載される。3つ星の飲食店は1店、2つ星は3店、1つ星は12店。3500円以下に設定されたビブグルマンは15店選ばれている。