国内唯一、高速道路SAが離着陸地のヘリコプター遊覧プラン。日本三景・松島/三陸沿岸道路/鳴子温泉郷などを巡る全5コース

東日本高速道路株式会社 サービスエリア・新事業本部 新事業推進部 主幹 瀬川祥子氏がヘリコプター遊覧プランについて説明

　NEXCO東日本とAirXは、東北道 長者原SA（上り）を離着陸地とする「ヘリコプター遊覧プラン」を発売した。実施時期は9月14日～16日、21日～23日の6日間。AirXの公式サイトで申し込みを受け付けている。

　本飛行は、国内初の「高速道路SAを離着陸地とするヘリコプター遊覧プラン」として、2023年から展開。今回は新たに「日本三景・松島コース」を追加し、東日本大震災の復興道路として開通した三陸沿岸道路などの現状を知る「復興コース」なども含め、計5コースを用意する。

新たに「日本三景・松島コース」を追加

　NEXCO東日本は7月31日、東京・霞が関の本社で定例会見を実施し、この取り組みについて説明。同社のサービスエリア・新事業本部 新事業推進部 主幹の瀬川祥子氏によると、就職祝い・結婚記念日・誕生日といった記念日や、高速道路を利用した東北旅行の途中に立ち寄っての搭乗、普段見ることができない上空から自宅を眺めるなど、幅広い世代に利用されているという。

　続けて「本フライトを通して、宮城県の豊かで美しい自然、復興地域を含む多彩な街の姿など東北地方の魅力を多くのお客さまに知っていただき、広域観光振興につなげていきたい」と意気込みを語った。

東北道 長者原SA（上り）ヘリコプター遊覧プラン

復興コース

フライト時間・距離： 50分・約100km
フライトルート： 長者原SA→石巻→女川→大川小学校→長者原SA
価格： 22万5600円/回

2024年は5コースを展開

実際のヘリコプターから見た風景

2023年の参加者に配布した、コースの概要や見どころをまとめた冊子