トリップアドバイザー、2023年春の旅行動向。国内人気は浦安、此花、箱根

トリップアドバイザーは2023年春の旅行動向について発表した

　トリップアドバイザーは、日本を含む世界5か国の旅行者への意識調査とWebサイトの利用状況データをもとに、2023年春の旅行動向について発表した。

　これによれば、3月1日～5月31日の期間に旅行を計画していると回答した日本人旅行者の割合は49％で、昨年同時期の38％に比べると上昇傾向にある。移動距離は国内旅行が93％、海外旅行が7％となり、「4～6時間」が42％、「1～3時間」が30％、「11時間以上」が15％だった。

　また、2022年春の旅行での出費と比べ、2023年春の旅行では出費が「2022年よりとても多い」が4％、「2022年より少し多い」が30％、「2022年と同じ」が56％、「2022年より少ない」が10％となっている。インフレや電力などエネルギーコストの高騰による影響としては、「旅行計画への変更はない」との回答はインフレが41％、エネルギーコスト高騰が43％だった。インフレによる影響で「旅行の回数を減らす・または期間を短くする」との回答は20％、「近場の旅行にする」は25％で、エネルギーコスト高騰の影響で「旅行の回数を減らす・または期間を短くする」との回答は17％、「近場の旅行にする」は27％だった。

　国内の人気観光地トップ10は以下のとおりで、東京ディズニーリゾートを擁する浦安市、USJのある此花区に続き、神奈川県箱根町がランクインしている。

2023年春 人気の国内観光地

1. 浦安市（千葉県）
2. 此花区（大阪府）
3. 箱根町（神奈川県）
4. 中央区（北海道）
5. 仙台市（宮城県）
6. 那覇市（沖縄県）
7. 港区（東京都）
8. 恩納村（沖縄県）
9. 下京区（京都府）
10. 中央区（大阪府）

2023年春 人気の海外観光地

1. ソウル（韓国）
2. ホノルル（アメリカ）
3. バンコク（タイ）
4. パリ（フランス）
5. シンガポール
6. ロンドン（イギリス）
7. 中山区（台湾）
8. ローマ（イタリア）
9. ハノイ（ベトナム）
10. ダナン（ベトナム）