福井鉄道、新型車両「FUKURAM Liner」の内装デザインを発表～2023年運行開始

内装イメージ

　福井鉄道は、2023年3月から運行する福井鉄道の新型車両「FUKURAM Liner（フクラムライナー）」（F2000形）の内装デザインを発表した。

　内装は、車輌内装材製造大手のセーレンとのコラボにより実現したもので、座席シートにはセーレンがデザイン・製造した生地を採用。福井鉄道沿線の水の張られた水田や日野川など、豊かな水資源をモチーフにしており、水の流れを感じさせる色柄を採用した爽やかなデザインとなっている。コーティング剤不使用でリサイクル可能な環境にやさしい生地とされるビスコテックスを採用することで、環境にも配慮しているという。

　福井らしさの演出では、出入口付近のつり革にカニやレッサーパンダをデザインしたものを使用。車内のモニターでは西山公園や蔵の辻、足羽山公園など、地元の観光地を映像で紹介する。