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特集エリア・星空ツーリズムではVRプラネタリウムを体験! 宇宙食やカプセルトイなどグッズ販売コーナーも

2022年9月22日~25日 開催

日本各地に点在する星空スポットを紹介。宇宙や持続的な自然環境についても学べる

 ツーリズムEXPOジャパン2022では、SDGsを実現する新たな観光素材として「星空ツーリズム」の特集エリアが設けられている。

 空や宇宙に関わる全国のさまざまな施設や団体が参加する宙ツーリズム推進協議会のブースで実施しているのは、専用ゴーグルを装着し、バーチャルで体験する星空観賞。星ソムリエの解説を聞きながら、「ちょっと悲しい七夕物語」や「世界星空気候」などのプログラムを楽しめる。

 ブース正面には、国際宇宙ステーションや月面などの船外活動で宇宙飛行士の生命を維持する宇宙服(船外活動ユニット)レプリカを展示。表面は本物の宇宙服と同じ素材で作られており、実際に触れたり顔出しパネルのように記念写真を撮ったりできる。またグッズコーナーでは、グミやたこやき、プリンといった珍しい“宇宙食”をはじめ、宇宙にちなんだユニークな雑貨なども多数販売している。

 さらに注目は、2021年に国際ダークスカイ協会の「星空保護区」に認定された岡山県井原市美星町のブース。“星空版の世界遺産”ともいわれるこの認定を受けたのは、沖縄の西表石垣国立公園、東京・伊豆諸島の神津島に続き国内3番目。町としての認定取得はアジア初となる。

 単に“星空がきれい”ということだけでなく、光害を減らし、自然環境を守るなど、地域が一体となって長年保護活動に取り組んできたことが評価されたという。ブースでは、そんな美星町が誇る夜空を再現した簡易プラネタリウムを設置。井原市の地域おこし協力隊員で、プラネタリウムプランナーでもあるスタッフが、魅力を生解説をしてくれる。また星空体験はVRでも行なっている。