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7~8月は登山による移動距離がコロナ前と同水準に。登山者は40~50代が半分以上

ヤマップ、夏期の登山者動向調査

2022年9月5日 公開

ヤマップが夏期(7~8月)における登山者動向を公開

 登山地図GPSアプリ「YAMAP」を運営するヤマップは、警視庁による「夏期における山岳遭難の概況」が毎年9月上旬に発表されるのに先立ち、YAMAP利用者の2022年7~8月の登山者動向を公開した。

 都道府県別の登山者数は、2021年と比べて山梨、長野、静岡の3県が最も増加した。富士山や日本アルプスを訪れる登山者が増えた影響が考えられるという。

 年代別登山者の割合は、多い順に50代(29.4%)、40代(26.6%)、60代(14.6%)、30代(14.2%)と続く。総務省統計局データ「登山・ハイキングを行った人の状況」と比較すると、年齢層が若い人の方がスマホを活用して登山している割合が高いことが分かる。

 また登山のために移動する距離は、コロナ前の同水準に戻る結果に。3年ぶりに行動制限のない夏に、登山者の動きが活発になったと考えられる。2500m以上の高山を訪れた登山者の割合は昨年(2021年)より増加したものの、コロナ前の同水準には至らず。宿泊を伴う高山では山小屋の人数制限や完全予約制が定められていることが一因として挙げられる。

 一方で、ソロ登山の計画件数の割合はコロナ前と比較しても増加傾向にある。登山でも密を避ける傾向が続いているという。

都道府県別の登山者数は、昨年と比較して山梨、長野、静岡で増加
登山者の年代別割合では、40~50代で半分以上を占める
登山のための移動距離は、コロナ前の同水準に戻る
2500m以上の高山にも登山者は回復しつつあるが、コロナ前の同水準に戻らず
ソロ登山の計画数の割合は、コロナ前と比較し増加傾向