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福岡・海の中道海浜公園、球体テントやグランピング施設、アクティビティなどを提供する「滞在型レクリエーション拠点」が3月15日開業

三菱地所らが整備。Park-PFI事業による国営公園で日本初

2022年1月27日 発表

福岡市東区の国営公園「海の中道海浜公園」に「パーク・ツーリズム」をテーマにした滞在型レクリエーション拠点が開業する

 三菱地所、易水ハウス、公園財団、オープン・エーで構成する海の中道パーク・ツーリズム共同事業体は1月27日、福岡市東区の国営公園・海の中道海浜公園の「光と風の広場」に、「パーク・ツーリズム」をテーマにした滞在型レクリエーション拠点を3月15日に開業することを発表した。

 民間事業者が公園の整備、管理、運営を担うPark-PFIを活用したもので、国営公園の開業は日本初事例となる(公募・認定は淡路島 国営明石海峡公園が初となる)。

 公園そのものが目的地となる「パーク・ツーリズム」実現がコンセプトで、自然を満喫できる宿泊施設や、九州グルメ、九州最大級のアスレチックタワーなどの常設設備のほか、カヌーやSUP(サップ)、ホーストレッキングなどの多様なアクティビティを展開し、公園という日常空間のなかでの長期滞在により「憩う」「学ぶ」「遊ぶ」といった非日常を体験できる。

位置図

 宿泊施設は、カモ池の周辺に幻想的な光景を生み出す最大直径約6mの「球体型テント」13棟や、木造住宅シャーウッド構法を用いた「ヴィラ」1棟(2室)、家族やグループなどで利用できるグランピング施設「アウトドアリビング」12棟、海と夜景を楽しめるカップルなどの2名利用を想定した「シーサイドキャビン」3棟を設置する。

 アクティビティはアスレチックタワー「シー・ドラグーン」やホーストレッキング、SUPやカヤック、アウトドアフィットネスなどを提供するほか、公園と志賀島を結ぶサイクリングや収穫体験、フィッシングなど地域と連携したプログラムを拡充していく。

球体テント
博多湾を一望できるヴィラ
アウトドアリビング(画像右下)