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国土地理院、現在~約2年先まで地磁気を計算できる「地磁気予測値計算サイト」公開

2020年4月6日 公開

国土地理院は現在から将来推定される地磁気値を計算できる「地磁気予測値計算サイト」を公開した

 国土地理院は4月6日、日本全国の現在および今後推定される地磁気値を「予測値」として計算できる「地磁気予測値計算サイト」を公開した。

 地球が持つ磁気を利用して北を示すコンパス(方位磁針)は、正確には地図の北よりも少し西にズレていることが知られるが、そのズレ(偏角)は場所によって異なるほか、時間とともに変化する。コンパスを使って正しい北を取得するためには地磁気値を用いて補正する必要がある。国土地理院では全国の地磁気値の分布を表わした「磁気図」を5年ごとに公表。現在は2015年1月1日時点の地磁気値の分布を表わしたもので、同時に「地磁気値計算サイト」を公開して全国の任意の地点で計算できるようにしている。

 今回新たに公開した「地磁気予測値計算サイト」は、2019年6月30日までの地磁気観測データも盛り込んだ地磁気時空間モデルを利用し、現在から、今後線形予測により推定される地磁気値を求めることができるというも。地図から任意の地点を選択して、求めたい日を計算日の欄に入力して計算できる。また、決められたデータ形式でデータをアップすることで、複数地点を一括計算する機能も備えている。

 線形予測の性質上、時間が経つほど実際の値との誤差が大きくなることもあり、計算可能な期間は2年を目処にするとしており、4月6日の公開時点では2021年12月31日までの計算を可能にしている。また、時間とともに変化する地磁気に対応するため、毎年更新する予定としている。