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岡山駅前広場へ路面電車乗り入れへ。交差点を渡らずにJRと乗り換え可能に。2023年度開業予定

国交省が岡山電気軌道の延伸申請に特許

2020年3月11日 発表

国交省は、岡山電気軌道から路面電車を岡山駅前広場乗り入れに関する特許申請を認可

 国土交通省は3月11日、岡山電気軌道によるJR岡山駅前広場へ乗り入れる軌道事業特許申請に対し、3月13日付けで特許することを発表した。

 岡山電気軌道が運行する路面電車の岡山駅前電停は、JR岡山駅前から離れた位置にあることから、場所が分かりにくいほか、ほかの交通機関との乗り換えに時間がかかるといった課題があった。

 岡山電気軌道では、電停の分かりやすさ向上、ほかの交通機関との乗り換え時間短縮などの利便性向上、交差点を横断しないことによる安全性能向上を図る目的で、現在の軌道を100m延伸して岡山駅前広場に乗り入れる計画を立てている。

 計画では、既存の岡山駅前電停は存続し、延伸後に岡山駅前広場に電停を新設。JR岡山駅での乗り換え時間は約1分30秒から3分短縮されるほか、現在は2回の横断が必要となっている交差点の横断が不要になる。

岡山電気軌道による延伸計画