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JR東日本、ウェアラブルデバイスで乗務員の睡眠改善を図るシステム導入

2019年12月24日 発表

JR東日本が「睡眠改善システム」を導入

 JR東日本(東日本旅客鉄道)は12月24日、乗務員の睡眠改善を支援する「睡眠改善システム」を一部の乗務員区所に導入したと発表した。

「睡眠改善システム」は、乗務員がリストバンド型のウェアラブルデバイスを装着して生活することで、睡眠時間や睡眠の状態といったデータを自動的に取得して記録する8週間のプログラム。蓄積されたデータを解析することで、乗務員ごとにアドバイスを配信し、睡眠改善につなげる。

 同システムは、JR東日本メカトロニクスとNTTドコモ、ドコモ・ヘルスケアと共同で開発したもので、12月から首都圏の乗務員区所17か所に先行導入を開始。2020年4月以降、順次拡大し、将来的には84か所の全乗務員区所への展開を検討しているという。

睡眠アドバイスのイメージ