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高速道路各社、2019年お盆期間の交通状況を発表。ピークは下り10日、上り12日

最長の渋滞は中央道下り上野原IC付近の48.5km

2019年8月19日 発表

高速道路の日別・方向別の交通状況

 NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本、JB本四高速は8月19日、2019年のお盆期間の高速道路の交通状況を速報としてまとめ、発表した。集計対象となったのは8月8日~18日の11日間で、2018年の8月9日~19日の11日間と比較されている。

 期間中の1日の平均交通量は、2018年が4万8300台、2019年が4万7600台で、約1%減少した。10km以上の渋滞回数は、498回から476回に22回減少、30km以上の渋滞回数も43回から40回に3回減少した。

 とくに長い渋滞では、中央道下り線の上野原IC(インターチェンジ)付近で8月12日10時55分頃に交通集中および事故により発生した48.5kmの渋滞が最長だった。

 渋滞回数のピークは、下り線が8月10日、上り線が8月12日だった。事前の渋滞予測では、上りのピークは14日~15日になると予測されていたが、台風10号の接近・上陸もあり、これを避けて移動した利用者も多かったものと見られる。

 新たに開通した東北中央自動車道の南陽高畠IC~山形上山IC間、上信越自動車道の信濃町IC~上越JCT(ジャンクション)間、新名神高速道路の新四日市JCT~亀山西JCT間、4車線化された東海北陸自動車道の白鳥IC~飛騨清見IC間、高松自動車道の鳴門IC~高松市境間では、交通量の増加と渋滞回数の減少が確認されている。

とくに長い渋滞発生箇所(各社の上下別ワースト1位)