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JAL、北海道千歳市から福岡・太宰府天満宮へのすずらん奉納をサポート
61回目の花の交流、「梅の親善大使」の返礼行事として
2017年5月16日 20:37
- 2017年5月16日 実施
JAL(日本航空)は、北海道と福岡・太宰府天満宮の間で続く「梅の親善大使」を1956年から毎年サポートしている。
例年1月に、ひと足早く春を迎える福岡から太宰府天満宮の神木「飛梅」の鉢植を贈り、北海道千歳市からは5月に咲きごろを迎えるすずらんを返礼するという「花の交流」を続けており、それが今年で61回目となった。
奉納式には2名のJALグランドスタッフが出席
毎年、5月中旬になると北海道千歳市から太宰府天満宮に贈られるすずらんの鉢植は、1月に太宰府天満宮の「飛梅」が北海道の千歳市を含めた各都市へ寄贈される「梅の親善大使」活動のお礼として、太宰府天満宮に奉納されているもの。
北海道で春の訪れを実感できる5月、さらにすずらんの香りが強まり見ごろを迎えるタイミングとあり、毎年この時期に定められている。
奉納式には、運搬業務をサポートしているJALの福岡空港支店からグランドスタッフなど関係者が参列。ちなみに北海道から運ばれたすずらんの鉢植は4鉢で、2鉢は太宰府天満宮に奉納。残りの2鉢は敷地内にある太宰府天満宮幼稚園に贈呈された。
園児たちにすずらんの香りを楽しんでもらい交流
奉納式終了後、JAL福岡空港支店のスタッフが、本殿の前で待っていた太宰府天満宮幼稚園の園児たちへすずらんの香りを楽しんでもらうため鉢植を持って向かった。
「近くでかいでみて」と声をかけるスタッフに園児たちは、「せっけんみたいないい匂い!」「小さい白い花がいっぱい咲いててかわいい!」と、笑顔を見せていた。
今回参列したJALグランドスタッフに話を聞くと、入社して1年半ほどという宮内かなみ氏は「通常業務とは違う業務内容や場所ということで、最初は不安でしたが鉢植からすずらんのよい香りが立ち上ってきてリラックスして参列できました」とコメント。
入社して12年目という西尾有香氏は「長い間、自分の会社が継続させていただいている行事に参列できて大変光栄です。普段とは違う現場でよい刺激になりました」と答えた。