【イベントレポート】ツーリズムEXPOジャパン2015
ご当地キャラ大集合に地歌舞伎の披露、優美な灯籠踊りで締めを飾った日本ステージ(その6)
(2015/9/29 06:00)
- 2015年9月24日~27日 開催
ツーリズムEXPOジャパンのJapan(日本)ステージ終盤には、兵庫を代表するご当地キャラクターや庶民に愛される歌舞伎、そして幻想的な光を放つ灯籠を頭上に乗せ踊る演目などで2日間の会期のラストを締めくくった。その様子をお伝えする。
ひょうごご当地キャラ大集合
日本ステージも終盤、兵庫県を代表する地域からご当地キャラクターやPR大使が集合し、ステージをにぎやかにしてくれた。兵庫県観光大使「はばタン」、瀬戸内海チームである姫路市からは「姫路お城の女王」と姫路市キャラクター「しろまるひめ」、神戸市からは親善大使「スマイル神戸」、明石市からは食のまち明石マスコットキャラクター「パパたこ」が登場。
姫路お城の女王は「白漆喰に塗られた真っ白な姫路城が見られるのは数年のみ」とアピール、またB級グルメ「姫路おでん」のおでんの出しと、ピリリとしたショウガの相性のよさも伝えた。
スマイル神戸は意外な魅力でもある神戸の温泉からスイーツ激戦区、パン消費量日本一だからこその楽しみなど幅広く告知。続いて明石市のパパたこたちは明石焼を紹介。地元ではたまご焼きと呼ばれており、卵と出汁がたっぷり入った生地に明石ダコのコリッとした食感が特徴とのこと。また、明石市に関するクイズを出題しパパたこのスペシャルグッズをプレゼントした。
しろまるひめはお団子が大好きだが、現在はダイエット中のため我慢しているそう。パパたこは一家の大黒柱のため日夜白いはちまきを巻いて仕事に励む働き者。はばタンは震災の復興のシンボルとして生まれ現在は兵庫のPR大使として活動している。
地歌舞伎
最多の29の保存団体があり、地歌舞伎が日本一盛んな岐阜県。現在も古い芝居小屋では江戸時代さながらに日々演じられており、今回のステージでは「青砥稿花紅彩画」(通称:白浜五人男)を演じた。
地歌舞伎は女性も子供も演じる事ができ、“花”と呼ばれるおひねり文化が特色。演者が出て来た際に「待ってました!」、そして見栄をきり首を回した際「日本一!」と声をかけながら大向こうのタイミングでおひねりを投げることなどを実際にレクチャー。本番では花が飛び交う本場さながらの雰囲気に。
「秋から春に掛けて日曜日ならばどこかで必ず岐阜では地歌舞伎を公演しているため、本物を本場で見てほしい」と締めた。
続いて歴女タレントの小日向りえさん、夏江紘実さん、葉月さんで結成された「関ヶ原女性武将隊巴組」がステージへ。徳川家康からの告知書状が届くなど軽快なトークと小芝居で、10月4日から18日に行なわれるイベント「発信!発進!関ヶ原2015」や「関ヶ原合戦祭り2015」を告知した。