JALとANA、北朝鮮の人工衛星と称する物体打ち上げに伴いマニラ、ジャカルタ線などの飛行経路を変更

　JAL（日本航空）とANA（全日本空輸）は2月5日、日本政府 国土交通省より北朝鮮による人工衛星と称する物体の打ち上げに関する注意喚起を受け、東京とマニラやジャカルタなどを結ぶ便の飛行経路を変更する。同物体の打ち上げは、2月8日～25日の7時30分～12時30分（日本時間）の間に予定されており、この期間に飛行制限がでているフィリピン付近の一部空域を迂回する。両社とも、これにより以下の便で5分～10分程度の遅延を見込んでいる。

JAL

JL720便：ジャカルタ（06時45分）発～成田（16時05分）着
JL741便：成田（09時20分）発～マニラ（13時25分）着
JL746便：マニラ（09時50分）発～成田（15時00分）着

ANA

NH869便：羽田（09時35分）発～マニラ（13時35分）着
NH820便：マニラ（09時45分）発～成田（15時00分）着
NH836便：ジャカルタ（06時25分）発～成田（15時45分）着
NH802便：シンガポール（06時30分）発～成田（14時20分）着
NH816便：クアラルンプール（08時10分）発～成田（15時50分）着

　なお、両社とも上記の便の航空券を購入済みの場合（旅行商品は除く）は、1回に限り手数料なしで3月3日までの同一路線、同一クラスへの変更を受け付ける。