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新潟県の「第67回十日町雪まつり」周知キャンペーンに小島瑠璃子さんと小林幸子さんが登場
2016年は2月19日~21日に開催
(2016/1/25 21:48)
- 2016年2月19日~21日 開催
十日町雪まつり実行委員会は1月25日、東京都港区の新潟県アンテナショップ「表参道・新潟館ネオパス」で、2月19~21日に新潟県十日町市で開催される「第67回 白い愛の祭典 十日町雪まつり」の周知キャンペーン記者発表会を行なった。
「雪を友とし、雪を楽しむ」を合言葉に住民の自発的な想いから生まれたこの十日町雪まつりは、2月19日のオープニングフェスティバルを皮切りに、3日間開催されのべ30万人以上が訪れる大イベント。第1回が1950年(昭和25年)に行なわれ、2016年で67回目を迎える。
発表会の冒頭では十日町雪まつり実行委員会の会長も務める、十日町市長 関口芳史氏が「十日町きもの女王2015」の荒川真美さんと共に登壇し主催者挨拶を行なった。
十日町雪まつり実行委員会会長 関口芳史 氏
「十日市雪まつりは昭和25年、札幌雪まつりと同じ年、数日早くスタートしたということで全国で一番古い雪まつりと自負しております。(積雪地にとって)雪は本当に厳しいものでありますが、その雪を友として雪を楽しもうと、そういう心意気で始めた雪まつりであります。この雪まつりはまず市民が作る『雪の芸術作品』、そして市民がおもてなしをさせていただく『おまつりひろば』。さらにメインイベントとして『雪上カーニバル』とさまざまな素晴らしいイベントを盛り沢山でご用意していますので、大勢の皆様のご来場をお待ちしております。かなり心配していた雪の心配もなくこれから準備しっかり万端整えますので皆様よろしくお願い申しあげます」。
実行委員会 会長の挨拶のあと、十日町雪まつりPR大使 小島瑠璃子さんが真っ赤な十日町のきもので登壇し司会者と共にイベントの柱「雪の芸術作品」「おまつりひろば」「雪上カーニバル」の内容を説明した。
十日町雪まつりPR大使 小島瑠璃子さん
「『おまつり広場』では地元の素朴で温かい郷土料理や地元のお酒が振る舞われます。当日は寒くなると思うのでここでほっこり心も体も温めてほしい。また『雪上カーニバル』では私がイジリー岡田さんと司会を務めさせていただきます。見所は骨組みなどを使わず市民が協力して雪だけで作った高さ15m、幅35mの巨大な雪上ステージで、夜はライトアップされ、とてもきれいだと聞いてます。今年から復活するというナイアガラ花火とステージイベントがどうコラボレーションするのか今から楽しみです。また、イジリー岡田さんとは、私がデビューする前からのお付き合いで、デビューする時の司会もイジリー岡田さんでした。そんなイジリー岡田さんとの息の合った司会も楽しみにしていただければと思います」。
特別ゲスト小林幸子さん
発表会には、特別ゲストの小林幸子さんも登壇。新潟県出身で十日町雪まつりは子供のころから何度も観ているという小林幸子さんは、昭和53年(1978年)の第29回大会にも出演しており、当時の感想を「(その大きさと美しさに)うっとりしてしまい、あぁ歌手になってよかった、と思った」と語った。
またその大きさについては「私も高さ8m、ステージ間口いっぱいの衣装も着たことがありますが(笑)、そんな私から見ても半端じゃない大きさです。どんなに説明するよりも(実際に)観てください。また、雪だけでできた巨大ステージがライトアップされると(ステージ上の人は)みんなきれいに見えますよ(笑)」と語った。
また発表会後の会見では「新潟は雪とは切っても切れない生活のなかのもの。都会の人は雪を見るときれいだと思うと思いますが、地元の人にとって雪とはよい意味でもわるい意味でも大変なものです。でも、それと共存し一緒に生きて行くことを尊重しているからこそ、そして最後には楽しんでほしいと思うサービス精神があるからこそ、67年も継続できたと思います。そんな十日町の雪まつりから、雪国の人の想いを感じてほしい」と雪国育ちの小林幸子さんならではの言葉で締めくくった。
発表会終了後、会場となった新潟県アンテナショップ「表参道・新潟館ネオパス」の前で、十日町・美佐島地区の湧水「十日町の水」、十日町市の酒蔵 松乃井酒造場の「吟醸生 松乃井」、十日町の名物へぎそば「小島屋そば」が、小林幸子さん、小島瑠璃子さん、荒川真美さんから道行く人に手渡された。