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JAL、北海道、大分県が連携した「航空乗継モデル路線」設定

2015年12月24日 発表

 JAL(日本航空)は12月24日、12月3日に締結した「JAL×北海道 包括連携協定」に基づき、広域連携による「航空乗継モデル路線」の設定を発表した。「JAL 新・JAPAN PROJECT」の一環として地方間流動の活性化を図ることを目的としたもの。

 道内空港の活性を目指す北海道、ひがし北海道自治体(女満別空港周辺自治体、釧路市、帯広市)と、航空乗継需要の創出に熱心な大分県と連携。羽田空港での乗り継ぎを活かして、地域間相互の観光流動の活性化に取り組む。

 その取り組みの1つとして、「乗継割引28」運賃の2016年2月1日~3月10日搭乗分を、普通運賃と比較して最大80%割り引きにするほか、ひがし北海道や大分県内の宿泊施設の協力で、当運賃利用者に無料日帰り温泉入浴券の特典を利用できる「温泉つながりキャンペーン」を実施する。温泉つながりキャンペーンについては2016年1月に詳細が公表される予定。

 また、ひがし北海道、大分県それぞれの観光資源を相互アピールし、新たな需要の創出にも取り組むとしている。ひがし北海道では、JALらも協賛してひがし北海道の各空港と観光スポットを結ぶ周遊バス「ひがし北海道2016エクスプレスバス」を、2016年1月23日~2月29日に運行する。

 同取り組みで販売される「乗継割引28」は、搭乗28日前まで予約可能な乗継割引運賃で、女満別空港・釧路空港・帯広空港と、大分空港を、羽田空港を経由して利用する場合に適用される運賃となる。

今回の取り組みで販売される「乗継割引28」の運賃

対象搭乗期間:2016年2月1日~3月10日
対象路線:女満別・釧路・帯広~(羽田経由)~大分

女満別~羽田~大分:1万7800円~2万800円
釧路~羽田~大分:1万7800円~2万800円
帯広~羽田~大分:1万7800円~2万800円
大分~羽田~女満別:1万7800円~2万500円
大分~羽田~釧路:1万7800円~2万1200円
大分~羽田~帯広:1万7800円~2万200円

(編集部:多和田新也)