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羽田空港、「夏だ!はねだ江戸まつり2015」を8月30日まで

花魁が登場する「江戸小路人情喜劇」などを上演

開催期間:8月28日~30日開催

開催時間:11時00分~19時00分

入場・参加無料

江戸舞台では花魁が登場する「江戸小路人情喜劇」などを上演

 TIAT(東京国際空港ターミナル)は8月28日~30日、羽田空港国際線旅客ターミナル(以下、ターミナル)において「夏だ!はねだ江戸まつり2015」を開幕している。はねだ江戸まつりはその名のとおり「江戸」をテーマにしたイベントで、2014年夏に初開催。その後、2015年に入ってから年始、ゴールデンウイークと続けて開催されており、同ターミナルでは最大の集客数を誇るものとなっている。4回目となる今回は「銭形平次vs女ねずみ三姉妹! ~お江戸はニセ金騒動で大騒ぎ!!」とのサブタイトルが付けられており、舞台はもちろん、随所にそれを意識した仕掛けが施されている。

 同イベントの舞台となるのはターミナル4階にある「江戸舞台」「江戸小路」および、5階の「TOKYO POP TOWN」。普段は空港利用客がお土産を買ったり、食事を楽しんだりするスペースとなっているが、イベント期間中は一変。花魁や町人、武士、相撲取り、悪代官、剣客、忍者など、さまざまな衣装を纏った40名以上のキャスト達があちこちに出没、江戸の街中らしい雰囲気を盛り上げてくれる。

 今回は舞台でのイベントに加え「はねだ江戸音頭」による盆踊りを初開催するほか、花魁道中の練り歩きや江戸芸パフォーマンス、江戸縁日、寺子屋わーくしょっぷなどを実施。スタンプラリーや「尋ね人を探せ」といった参加型のイベントも設けられている。飛行機に乗るための飛行場、とはまた違った雰囲気を味わえるこのイベント。ぜひ足を運んでみて欲しい。詳しいイベントスケジュールなどは公式サイトで確認を。

4階の入口にある関所
関所脇には日本語と英語の説明書き。内容を知りたい方は公式サイトへ
1日2回、前後編で上演される江戸小路人情喜劇は見応え満点
華やかな花魁道中の練り歩き
ステージでは日替わりでショーも開催。28日は原大樹氏の和風マジックショーが開催された
イベントスペースの各所で「江戸芸」のパフォーマンスも
小判型ストラップが貰える参加型イベント「尋ね人を探せ」。28日は相撲取りの「雷電」が尋ね人だった
八百屋の「おせな」からスタンプをもらうと福袋がプレゼントされる。このほか5つのスタンプを集めると手ぬぐいが貰えるスタンプラリーも実施
おせなちゃんは子供達に大人気だった
こちらはフェイクの八百屋。もちろんスタンプは貰えない
開催時間中は40名以上のキャストが随時歩き回ってるとか(舞台イベント時を除く)
町娘も
見るからにわるそうな「悪代官 腹黒助平」。ただ、盆踊りを企画するなどいい人な面(?)も
壁に隠れ切れていない忍者と訝しむ旅人。こんな寸劇が随時行われている
チンドン屋さんが居たりも
盆踊りは江戸舞台前の広小路で実施。毎回「ナンバーワン盆ダンサー」が選ばれる
遊んで楽しい江戸縁日
江戸縁日で遊ぶには小判型の参加券が必要。当日買い物したレシート500円(税込)で1枚貰える。右はスタンプラリーの商品となる手ぬぐい
絵馬の展示スペースも
江戸縁日は5階で実施。縁日では、ゲームをスタッフと勝負して勝つと、お菓子などが貰える
じゃんぼ紙相撲
なつかしい「かたぬき」
おはじき投げ
お手玉を投げて湯飲みに乗せる「湯飲みころころ」
「寺子屋わーくしょっぷ」や撮影スポットなど
5階では寺子屋わーくしょっぷを実施
東京大学折り紙サークルが巨大金魚折り紙の実演(1日1回)と折り紙教室を行っている
ちょうちん絵付け体験と紋切りうちわ製。子供だけでなく大人も参加できる
5階には宮大工が手がけた本格的な「はねだ日本橋」がある。「このはしわたるべからず」とは書いてない
江戸の町人になりきって記念撮影ができる撮影コーナーも設けられている

(安田 剛)