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JAL、飛行機に乗ると「Pontaポイント」が直接たまる「Pontaコース」をマイレージ会員向けに提供

ライトユーザー向けに1ポイントから利用可能なPontaポイントの選択肢を用意

2016年2月19日 発表

JALが新たに始めるPontaコース

 JAL(日本航空)とロイヤリティ マーケティングは2月29日、両社の業務および資本提携に基づき、ロイヤリティ マーケティングが運用する「Ponta(ポンタ)ポイント」がJALグループ便への搭乗で直接たまる「Pontaコース」の提供を、「JMB×Ponta会員(無料)」向けに4月1日から開始すると発表した。

 JALとロイヤリティ マーケティングは、JALのマイルとPontaポイントの相互交換サービスを2015年4月より開始しており、今回のサービスの開始により、より利便性を高めるとしている。

 具体的には、JALのJMB(JALマイレージバンク、JALのマイレージプログラム)会員向けに提供しているJALグループ便搭乗時のマイル付加を、従来どおりのマイル付加である「マイルコース」、もしくはPontaポイントの付加となる「Pontaコース」を選べるようにするもので、Pontaコースではフライトマイルの半分のポイントがたまる。

 マイルでは一定の数がたまらないと使うことができなかったが、Pontaポイントは1ポイントから全国のローソンなどで使うことができるため、JALグループ便を年に1度か2度使うユーザーでも有効活用しやすくなる。

 サービス対象者は、JMB会員資格とPonta会員資格の関連づけを登録サイト「JMB×Ponta会員」で行なったJMB×Ponta会員と、「JMBローソンPontaカードVisa」会員。入会は、JMB会員、Ponta会員いずれも無料となる。

 マイルコース、Pontaコースの切り替えはJALのWebサイトから行なうことができ、入会直後は従来どおりマイルコースとして設定。Pontaコースに切り替えると、切り替えた日からPontaコースに設定され、翌日以降マイルコースに再変更することもできる。また、1日の単位は日本時間で管理されている。

 また、「Pontaコース」サービス提供に先立ち、2016年2月29日~3月25日に「Pontaコース」へ事前登録した会員を対象に「100万Pontaポイント山分け!Pontaコース事前登録キャンペーン」を実施。こちらも専用Webサイト「100万Pontaポイント山分けPontaコース事前登録キャンペーン」で登録すれば、山分け対象となる。

 JALとロイヤリティ マーケティングは、1ポイントから使えるPontaポイントがたまるサービスの開始により、より多くのユーザーへマイルやポイントの利便性を訴求していく。マイルやポイント期限、対象便の詳細などは該当Webサイトを参照のこと。

(編集部:谷川 潔)