東武鉄道、9月18日に大雨による被災から日光線と鬼怒川線が復旧

東武鉄道の大雨による被災状況と復旧予定

　東武鉄道は、9月9日～10日の大雨により被災した日光線と鬼怒川線が9月18日14時頃より運行を再開すると発表した。特急スペーシアも15時頃より運行を再開する。なお、橋梁の橋台および橋桁が流失した「姿川第二避溢橋梁」に関しては、復旧予定は未定となっており、引き続き宇都宮線 安塚駅～西川田駅間は運休となり、バスによる代行輸送を実施している。詳しい運行状況に関しては、東武鉄道の運行状況をご参照頂きたい。

日光線 新鹿沼駅～北鹿沼駅間の盛土流出および電柱の倒壊した現場

日光線 新鹿沼駅～北鹿沼駅間の9月14日現在の復旧状況

日光線 下小代駅構内の線路内への土砂流入した現場

日光線 下小代駅構内の9月15日現在の復旧状況

宇都宮線 姿川第二避溢橋梁の橋梁の橋台および橋桁の流失した現場

宇都宮線 姿川第二避溢橋梁の9月14日現在の復旧状況。シート養生による崩落防止処置

鬼怒川線 新高徳駅～小佐越駅間の盛土が流出した現場

鬼怒川線 新高徳駅～小佐越駅間の9月15日現在の復旧状況

鬼怒川線 小佐越駅～鬼怒川温泉駅間の線路の敷石が流出した現場

鬼怒川線 小佐越駅～鬼怒川温泉駅間の9月15日現在の復旧状況

　なお、復旧の日程に関しては「あくまで現時点の予定であり、今後の被害状況の精査や、復旧作業の進捗により、大きく変更となる場合がある」としている。