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JR東日本、新宿駅南側に新駅舎と複合ビル「JR新宿ミライナタワー」

2016年春オープン

2015年9月2日 発表

「JR新宿ミライナタワー」の外観イメージ

 JR東日本(東日本旅客鉄道)は、新宿駅南側の旧新南口駅舎跡地に建設中の高さ170mの複合ビル「JR新宿ミライナタワー」が2016年3月に完成すると発表した。また、本施設と一体となる南側新駅舎も2016年春に完成する。

新駅舎と複合ビル「JR新宿ミライナタワー」の位置面図

 「JR新宿ミライナタワー」は地上32階、地下2階、延床面積は11万1000m2。フロア構成は、オフィスが5~32階、商業施設は1階~4階(M2含む)、文化施設などが線路上空部の5階~7階、280台収容可能な駐車場が地下1階~地下2階となっている。

「JR新宿ミライナタワー」と新駅舎の断面図

 商業施設には、約50店舗のファッション、雑貨、飲食、食品店舗が展開される。文化施設は、約300席規模の「LUMINE 0(ルミネ ゼロ)」と名付けられた多目的ホール・スタジオや、野外イベントなどが開催できる屋外広場、認可保育所、婦人科や小児科、一般診療を行なうクリニックなどで構成される。

 南側新駅舎は、「JR新宿ミライナタワー」側に新たに改札口を設けるほか、駅構内にも店舗を配置する。駅舎の東側と西側には通路が新設され、甲州街道側からの南側へのアクセス性および回遊性を向上させる。3階にはタクシーや一般車の乗降場など、4階は高速バスの乗降場と関連施設が整備される。また、南側には約2000m2の広場が整備され、新宿駅を発着する列車を眺めることができる。

新駅舎2階の平面図
広場(鳥瞰)完成イメージ
広場(東側より)完成イメージ
通路(東側)完成イメージ

(編集部:柴田 進)