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JCB、QUICPay+に対応した指紋認証機能付きの小型FeliCaデバイスを開発

2020年に実用化を目指す

2019年10月21日 発表

指紋認証機能付きFeliCaデバイス

 JCBは10月21日、ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズと共同で、QUICPay+に対応した指紋認証機能付きFeliCaデバイスを開発したと発表した。

 同デバイスは、携帯電話やスマートフォン不要で電子マネー「QUICPay+」を利用できるようにしたもの。同社によれば、携帯電話・スマートフォン以外の個人保有のFeliCa対応決済機器に生体認証機能が搭載されるのは初となる。

 大きさは7×3cmで、コンサート会場やスポーツ施設などでデジタルチケットとして利用したり、会場内でのグッズ販売での決済手段として利用したり、自動車や自転車などのシェアリングサービスで使ったり、小型であることを生かした活用法が検討されている。

 同社では、2020年に同デバイスの実用化を目指すとしている。