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東京メトロ、銀座駅で「熊本産直市」を開催。くまモンと駅乃みちかが登場
2月3日まで開催
2017年2月3日 00:00
- 2017年2月下旬 開始予定
東京メトロ(東京地下鉄)は熊本県と共同で、銀座駅 日比谷線コンコースにおいて、熊本県産品の直売や観光PRを行なう「熊本産直市」を実施中。開催は2月2日と3日で、時間は両日とも12~19時。ステージでは「くまモン」のPRタイムがあるほか、熊本県産のイチゴ「ゆうべに」も直売される。
産直市はB8出入口を入った付近の改札外スペースで実施。熊本県産のイチゴ「ゆうべに」や柑橘類の「デコポン」など、アンテナショップの銀座熊本館でも扱っていない生鮮品も取り揃え、初日の2日はスタートした12時には多くの人が集まり、イチゴの「ゆうべに」がすぐに売り切れてしまうなどの賑わいを見せた。
また、日比谷線コンコースの「銀座オアシス」では熊本県営業部長の「くまモン」と東京メトロの地域応援キャラクター「駅乃みちか」が共演するステージを、両日の12時と17時30分の2回実施、熊本県をPRする。
くまモンがステージでくまモン体操を踊る
初日となる2日は12時からステージでくまモン、駅乃みちかのほか、関係者が挨拶した。ステージの開始前から並んでいた人もあるほどの人気で、くまモンが登場すると客席から歓声が上がるほど。
東京メトロからは銀座駅務管区長 小野田弘氏が挨拶した。すでに東日本大震災のあと、福島県の復興支援で「福島産直市」を年2回開催していることに触れ、「熊本地震によって甚大な被害を被った熊本県に東京メトロとして何かできないか」と考え、産直市を開催したとし、イチゴ「ゆうべに」と、銀座駅のすぐ近くにある銀座熊本館を紹介した。
熊本県東京事務所 所長の渡邉純一氏は、熊本地震後の支援にお礼を述べたあと、「産直市では、たくさんの県産品を用意しています。『ゆうべに』は甘味と酸味のバランスがよい、粒の大きな、くまモンのほっぺたにそっくりのイチゴ」と紹介、「熊本定番のデコポン、トマト、赤茄子、銀座熊本館の人気商品も多数用意している」と話し、産直市の来場を呼びかけた。
東京メトロからは司会の広報部社会活動推進担当課長補佐 寺澤創氏が、「くまモンラッピング電車」が2月24日まで運行することを紹介、東京×熊本スタンプラリーは客席でも参加者が手を挙げるほど身近で、メトロ×熊電×ANAのスタンプラリーを紹介、賞品の「くまモン柄のてぬぐい」を見せ、もれなくプレゼントしていること紹介した。
熊本県商工観光労働部観光経済交流観光課 西川明之氏は、「OFFろう。くまもと くまもと冬の観光キャンペーン」を紹介。プレミアムクーポングッズを持って熊本に来ると、先着順でくまモンの特製ピンバッジがもらえることや、「くまモン湯巡りスタンプラリー」などのイベントのほか、お得な応援ツアーがあることを紹介した。
最後はくまモン体操。ステージ上では駅乃みちか見守るなか、ノリノリで1曲踊り、会場からくまモンに向けて歓声があがった。
多くの人が集まった熊本産直市
2月2日と3日に開催の熊本産直市。熊本県のお土産が多数並んだ。くまモンも紹介していたイチゴ「ゆうべに」は、販売開始から飛ぶように売れ、2日の販売分を完売。3日には再度入荷するとしている。
産直市は人通りの多い地下通路だけに多くの人が足を止めていた。「ゆうべに」はすぐに完売となってしまったが、くまモンも紹介した「デコポン」も多く売れていた。
産直市では、生鮮品のほか、熊本の県産品などを多数取り揃え。くまモングッズや、熊本電気鉄道の熊電グッズも販売する。東京メトロの01系をはじめ、東京からの譲渡車両が多く走る熊本電鉄だけに、人を集めていた。