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日光東照宮、徳川家康没後400年の「400年式年大祭」

10月7日の「横綱白鵬奉納土俵入り」や「日本大宝樹展」など秋期イベントが目白押し

東照宮の最重要施設「御本社」の入口にある「唐門」

 徳川家康を祭る日光東照宮は、2015年に徳川家康没後400年を迎えることから「400年式年大祭」の様々な行事を12月まで実施している。

 10月7日には、大相撲巡業「とちぎ場所」に先立ち横綱白鵬関による土俵入りが予定されてるほか、奉納行事として10月15日~25日は盆栽の銘品を集めた「日本大宝樹展」、10月31日~11月5日には「天下泰平祈願 日本芸術奉納美術展覧会・真秀(まほら)」、11月20日に「表千家献茶式」、12月13日に「第15回日光音楽祭in東照宮」が開催される。

 本記事では、5月17日に行なわれた「400年式年大祭」のメイン行事である「式年例大祭」と「神事流鏑馬」の様子をレポートする。なお、「神事流鏑馬」は、10月16日にも行なわれる予定。さらに同日には秋季祭・渡御祭「百物揃千人武者行列」も開催される。

東照宮の宮司と徳川一門による式年例大祭

 式年例大祭では、徳川宗家18代当主 徳川恒孝氏や尾張徳川家、水戸徳川家など徳川一門の当主たちが約300名が参列し、「将軍着座の間」や「法親王着座の間」などがある東照宮の最重要施設「御本社」にて天皇陛下より下賜された幣帛(へいはく)料の奉献や宮司による祝詞奏上などが執り行なわれた。

最初に宮司らと神饌(お供え物)が昇殿
徳川宗家18代当主 徳川恒孝氏を先頭に徳川一門が昇殿
本殿の扉が開かれる
祭壇に神饌を備える
宮司による祝詞
胡蝶の舞の奉納
宮司らの玉串の奉納
徳川恒孝氏が祭壇に玉串を奉納
左から徳川宗家18代当主 徳川恒孝氏、尾張徳川家当主 徳川義崇氏、水戸徳川家当主 徳川斉正氏、徳川宗家 長男 徳川家広氏
参列者が玉串を奉納
神饌を格納し本殿の扉を閉じる。この後、参列者や宮司が退出して終了

 御本社での祭儀ののち、徳川一門は徳川家康の墓所である奥宮の御宝塔に参拝。徳川恒孝氏らは、神事流鏑馬を観覧した。

急な階段を登り徳川家康の墓所である奥宮に向かう徳川一門
奥宮にある徳川家康の御宝塔
参拝後の記念撮影
奥宮から退出する徳川一門

神事流鏑馬

 流鏑馬は、東照宮の入口である石鳥居の前まで続く直線219mの坂道を、鎌倉時代などの武者装束に扮した弓手たちが疾走する馬から3つの的を狙う神事である。上手く的を射られた弓手には、絹の布が下賜される。

鎌倉時代などの武者装束に扮した流鏑馬に出場する弓手たち
馬が全力疾走で坂を駆け上がる。性格に測定したわけではないが、一般道を走る自動車並の速度は出ていた
疾走しながらコースの途中にある3つの的に対して1射ずつ矢を射る
観客として見ていても高い技量が要求されるのが分かる
3つすべて的中させた弓手には、絹の布が下賜される

 日光東照宮では、普段は入室が禁じられている「徳川将軍着座の間」を特別に見学できる「将軍着座の間 特別祈祷ツアー」も10月1日~2016年3月31日に開催される。2015年の日光の紅葉のシーズンは、11月上旬~下旬となっており「400年式年大祭」の行事や上記ツアーと一緒に出かけてみてはどうだろうか?

全力疾走で馬を駆る弓手たちの気合いがピリピリと伝わってきた

(編集部:柴田 進)