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新年を“初富士”で迎えよう! 富士山の絶景を楽しめる静岡・山梨のライブカメラ7選

2023年1月 元旦

富士山をリアルタイムで配信する静岡・山梨のライブカメラを紹介

 いよいよ2023年を迎える。久しぶりに行動制限のない年末年始ということもあり、日本各地で旅行客のかつての賑わいが戻ってきた。一方で、人混みを避け、自宅でゆっくり過ごしたいという人も多いだろう。

 そこで、全国どこにいてもリアルタイムの映像を楽しめる「富士山ライブカメラ」を7つ紹介する。なかでも、歌川広重が「東海道五拾三次」で描いた薩埵峠(さった峠)や朝霧高原の人気キャンプ場「ふもとっぱら」、世界遺産の構成資産にも認定される富士五湖など、静岡・山梨周辺からの眺めは絶景。

 新年のはじめに見ると縁起がいいとされる末広がりの“初富士”を、のんびりリモートで拝んでみてはいかがだろうか。

薩埵峠のライブカメラ(静岡市)

 静岡市が公開しているライブカメラ。江戸時代に歌川広重が描いた「東海道五十三次 由井」と同じアングルの富士山を楽しめる。薩埵峠は現在でも国道1号・東名高速・東海道本線が集中する日本の大動脈であり、画面下部にはクルマが走る様子も映る。

だるま山のライブカメラ(伊豆市)

 静岡県伊豆半島の西伊豆に位置する「だるま山高原レストハウス」から捉えた映像。日本一深いとされ、深海魚の宝庫でもある駿河湾越しに、裾野まで広がる富士山を望むことができる。視聴は、市が公開する「伊豆市ライブカメラ」から。

だるま山から望む富士山

太郎坊のライブカメラ(御殿場市)

 国土交通省 中部地方整備局 富士砂防事務所では、富士山周辺の10か所以上にカメラを設置し、その映像をサイトで公開。なかでも「太郎坊ライブカメラ」は、富士山を南東から捉えた珍しいアングル。雪が深く積もる様子も見られる。

御殿場市太郎坊のライブカメラ

富士山すその歳時記(裾野市)

 静岡県にある裾野市は、名前とおり“裾野”まで広がる美しい富士山を間近で見られる県内有数の富士ビュースポット。地元で撮影された四季折々の富士山の写真や市役所から撮影するライブ映像を「富士山すその歳時記」として常時公開している。

裾野市役所から撮影された富士山

ふもとっぱらライブカメラ(朝霧高原)

 ふもとっぱらは、静岡県富士宮市の朝霧高原に広がるキャンプ場。グリーンシーズンはもちろんのこと、秋冬も焚き火やBBQなどを楽しむ人で賑わう。人気の理由の1つは、目の前に迫る富士山の雄姿。圧巻の光景を「施設Webサイト内ライブカメラ」でも見ることができる。

キャンプ場で見られる富士山

山中湖観光ガイド(山中湖村)

 こちらは山梨県の山中湖観光協会による「山中湖観光ガイド」内のライブ映像。運がよければ、富士山頂に太陽が重なる瞬間だけ現れる「ダイヤモンド富士」も見られる。秋から冬にかけて約4か月、山中湖では日没時に観測できるので、ぜひライブカメラを覗いてみてほしい。

運がよければダイヤモンド富士も

富士山パノラマロープウェイ(富士河口湖町)

 最後は富士急行が観光情報サイト「フジヤマNAVI」で公開しているライブカメラ。富士河口湖町の人気スポット「富士山パノラマロープウェイ」の頂上展望台から撮影する映像で、山麓に広がる樹海や画面左には「富士急ハイランド」のジェットコースターも。まわりに遮るものがない大パノラマの富士山を楽しめる。