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横浜駅「お赤飯弁当」
2022年6月10日 11:00
横浜駅の駅弁といえばまず思い浮かぶのが崎陽軒の「シウマイ弁当」。筆者のまわりでもファンの多い定番のお弁当で、今回紹介する「お赤飯弁当」もそんな崎陽軒が手がけたお弁当です。
まずは主役のお赤飯にはもち米とうるち米を使っています。もち米特有の食感は薄めで個人的にはもう少しもち米らしいモチモチ感が強い方が好みなのですが、お弁当としてはこちらの方が食べやすいと思います。上に乗っている栗は甘さはほんのりとしたものでお赤飯によく合っています。
おかずにはお約束の崎陽軒のシウマイ3個、こちらはもう定番の美味しさです。シウマイとともに主役級の存在感を放つのは、さいの目にカットされたちょっぴり甘めの筍の煮物です。実は過去にはこの筍煮を4倍に増量したスペシャルバージョンも期間限定で発売されていたくらいですから、その人気ぶりがうかがえます。これだけを山盛りにして食べたいくらいです。
そのほか、シャキシャキとした食感の穂先筍や素材の味が活きた人参、白こんにゃくの煮物、甘さと出汁の味のバランスがよい玉子焼き、鮭の塩焼き、エビフライ、かまぼこなどおかずはとても充実しています。くわいのシャキシャキした食感がわずかに残る甘辛いつみれもちょっぴり贅沢な感じ、黒花豆はかなり甘目と味や食感の幅も広くとても楽しめます。
実は崎陽軒には予約販売で定番のシウマイ弁当の白飯を赤飯に変更した「お赤飯シウマイ弁当」もあるのですが(予約は5個から)、おかずの充実ぶりでは今回いただいた「お赤飯弁当」の圧勝です。冒頭で触れたようにシウマイ弁当で有名な崎陽軒ですが、実はレギュラーのお弁当や季節ごとの期間限定弁当など駅弁の種類がとても多いのも特徴です。今後もいろいろと食べてみたいものです。
「お赤飯弁当」
価格: 980円
販売駅: 横浜駅
購入場所: 崎陽軒 横浜駅根岸線ホーム店
購入日: 2022年2月21日