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NEXCO中日本、東名 豊橋PAで「駐車場予約システム」有料社会実験。夜間の予約が有料に。定期利用も
タイムズ24がシステム提供
2021年4月6日 17:17
- 2021年5月1日~11月頃 実施
NEXCO中日本(中日本高速道路)は、トラックなどドライバーの労働生産性向上や働き方の改善を支援するため、確実な休憩機会を確保する「駐車場予約システム社会実験(無料)」を、東名高速道路(E1)豊橋PA(パーキングエリア)で2019年4月から実施してきた。
同実験では、特に深夜時間帯で予約上限に達し、その前後の時間帯は比較的空いている傾向がみられた。これを受け、深夜の混雑時間帯での利用を一部有料化する社会実験を開始する。
期間は5月1日0時から11月ごろまで。予約した時間に応じて課金される時間利用と定期利用の2つの料金体系を用意する。中型/大型は、時間利用の場合、0時~3時が課金対象で、予約開始時刻から60分無料、60分以降30分120円となる。定期利用の場合は、月額1万円となる。特大/ダブル連結トラックは、20時~翌5時が課金対象で、予約開始時刻から60分無料、60分以降30分250円となる(最大料金1000円)。定期利用の場合は、月額2万円となる。対象駐車マス数は、中型/大型が10台(うち1台は定期利用)、特大/ダブル連結トラックが9台(うち3台は定期利用)。
利用にはモニター登録に加え新たに決済に使用するクレジットカードの事前登録が必要となる。
なお、同実験のシステムはタイムズ24が提供。予約から決済までをすべてWebサイト上で完結させる仕組みとし、有料化への円滑な移行を支援する。