西日本JRバス、3列クレイドルシートの新型2階建てバス運行開始

西日本ジェイアールバスは3列クレイドルシートの新型2階建てバスを運行開始する

　西日本ジェイアールバスは、大阪・京都と東京を結ぶ昼行・夜行高速バスに、3列クレイドルシートの新型のスカニア製2階建てバスを5月1日から導入する。

　2階席は従来のグランドリーム車両からシート間隔が広くなった3列クレイドルシート、1階席は4列シートで、2つのクラスから選択できる。クレイドルシートは、座面がシートのリクライニングと同期して上に傾いていき、フットレストもリクライニングと連動して持ち上がる構造のため、シートが身体のラインにぴったり沿うフィット感が得られる。夜行便には女性専用席を用意。

2階席の3列クレイドルシート

1階席の4列シート

　全席USB充電ポートつきで、フリーWi-Fi、トイレ、プライベートカーテン（3列シート）を備える。

　運賃は昼行便が普通運賃で3列シート4900円～8000円、4列シート3500円～7000円。夜行便が普通運賃で3列シート6000円～1万1000円、4列シート4000円～9700円。

　また、京都～富山間に「北陸道青春昼特急京都号」がデビューするほか、「かけはしNARUTO神戸号」延伸により三宮～洲本間が増便。大阪～白浜線では、全便「南紀白浜空港」に乗り入れる。これらに伴い、4月1日から大阪・京都～西脇・津山線でダイヤ・停留所改正を行なう。