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FDA、6月から運航の関空~稚内/中標津チャーター便をあべのハルカスでPR

大阪のてっぺんで北のてっぺんの魅力を来場者に訴える

2017年3月24日 実施

関係者が並んでFDAのチャーター便をPRした

 FDA(フジドリームエアラインズ)は3月24日、あべのハルカス(大阪府大阪市阿倍野区)の展望台であるハルカス300の最上階60階において、北海道の魅力とともに6月から運航する関西空港から北海道の稚内空港、中標津空港へのチャーター便のPRイベントを実施した。

 イベントはFDAのほか、北海道と空港がある稚内市、中標津町が主催。PRするエリアは稚内市、中標津町に限らず、周辺町村まで広くPRした。その場に居合わせた展望台来場者には、ツアーパンフレットやチャーターのツアーを購入した際に割り引かれるなどのクーポンが配布された。さらにマスコットキャラクターとして、稚内市のマスコットキャラクター「出汁之介(だしのすけ)」と、ハルカス300のマスコットキャラクターの「あべのべあ」も登場した。

横断幕を指して話す北海道 総合政策部 航空局長 阿部浩文氏

イベントでは、まず、北海道 総合政策部 航空局長の阿部浩文氏が挨拶、「北海道内には13の空港があり、全国各地から結ばれている。新千歳空港以外にも、魅力ある地域、空港がある。昨年に引き続き、FDAが全国から道内の稚内空港、中標津空港にチャーター便を飛ばすので、ぜひ、関西の皆さま方にも、チャーター便を使ってお越しをいただきたい」と述べた。

公益財団法人大阪観光局 理事長 溝畑宏氏
クジラやクマのゼスチャーをして北海道の魅力を紹介
出汁之介ともにバンザイし、チャーター便が飛ぶ喜びを表現

 また、あべのハルカスの地元の大阪観光局から理事長の溝畑宏氏が挨拶に立った。2年間北海道にいたことがあるという溝畑氏は「私は今、世界に大阪を売り込んでおりますが、北海道は、大阪と対極の世界でもオンリーワンの自然がある。北海道しか見れない美しい自然、風土、食、果物がいっぱいあります」と話したあと、少しトーンを上げて「6月からは、もう東京に行くのはやめて、行くのであれば、北海道に行きましょう。クジラがこんなになるわ、クマは暴れるわ、面白いよ!」と全身で北海道をPRした。さらに、出汁之介とともに、「このチャーター便ができてたいへんうれしく思います。北海道バンザイ! バンザイ!」とエールを送った。

稚内市長 工藤広氏

 続いて、稚内市長の工藤広氏は、「今年の夏は、ぜひ、関空から稚内空港にひとっ飛びしてください。夏はどんなに暑くても30℃を超えることはありません。非常にさわやかな天候がみなさまを待ってます」と述べた。利尻島の景色については「白い恋人のパッケージの山の絵は利尻島です。いま、白い恋人の島ということで、改めて若い人たちに見直されてる島」と利尻島も紹介、チャーター便が運航する季節はちょうどよいシーズンとし「海の幸が待ってます。酪農資源も畜産もあります。決してがっかりさせることはしません。絶対満足させるつもりでいますので、ぜひ稚内空港に、飛んできていただきたい」と呼びかけた。

中標津町長 西村穣氏

 日本最東端空港の中標津空港がある中標津町長の西村穣氏は、「中標津空港に降りるときには、阿寒湖と屈斜路湖、摩周湖を3つ見ながら降りることができます。ぜひ、左側の席に乗ってください」と飛行機での楽しみ方を紹介、「空港に降りる前に観光ができるなかなか素晴らしい空港です」と自賛した。さらに、周辺はホエールウォッチングや魚介類が美味しいと紹介、気候についても稚内市と同様に「温度は30℃を超えるようなことはございません。去年は一度も30℃を超えませんでした。涼しいなかでアイスクリームを食べる、とても美味しいと思います」と魅力をPR。さらに、西村氏は「乗った方、1名様に10万円のキャッシュバック」と中標津空港利用者にプレゼントがあることを明らかにし、「中標津空港は便数が少なく確率が高いので、たくさんいらしてください」とPRした。

FDAのCA 佐藤舞氏

 最後はFDAのCA(客室乗務員)で関西出身の佐藤舞氏。FDAの使用航空機の紹介と、機体ごとに色が違うマルチカラーコンセプトを採用していることを紹介。「チャーター便事業も就航当初から行なっており、2015年度は57空港へ。これまで3000人以上の実績を重ねております。関西のみなさまにご搭乗いただき、稚内、中標津に足をお運びいただきたい」と述べた。また、機内の装備については「全席革張りシートで、小型機ながら、間隔も十分で、乗り心地がよいとお客さまからお声を頂戴している」と紹介。「機内サービスも充実している。北海道産のクッキーやアイスクリームを配っている」と機内サービスを紹介した。

 そのあとは展望台にいる来場者にFDAの袋に入ったツアーパンフレットやクーポンを配布、手渡ししながらも来場者とコミュニケーションし、北海道の魅力を訴えた。

ノベルティ、クーポン、旅行パンフレットを大阪のてっぺんで配布