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近鉄、無料の「KINTETSU Free Wi-Fi」を29駅で開始、訪日外国人向け

12月21日から順次提供

2016年12月21日 開始

 近鉄(近畿日本鉄道)は、近鉄の駅のなかから外国から来た利用客が多い29駅を選び、12月21日から20駅で無料のWi-Fiサービス「KINTETSU Free Wi-Fi」を提供開始した。残る9駅についても2017年1月までに提供を開始する。

 サービスは、NTT-BP(エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム)のものを使用し、対応言語は英語、中国語(繁体字、簡体字)、韓国語、タイ語。

 実際に利用する場合は、サービスエリア内でSSID「KINTETSU_Free_Wi-Fi」に接続、Webブラウザを立ち上げて利用登録をすると接続が完了して使用できる。また、2種類の無料Wi-Fiサービスの接続アプリを利用しても接続が可能。「Japan Connected-free Wi-Fi」と「KANSAI Free Wi-Fi(Official)」のアプリに対応する。

 12月21日から提供する駅は、大阪難波、近鉄日本橋、大阪上本町、鶴橋、大和西大寺、近鉄奈良、京都、近鉄丹波橋、大和八木、大阪阿部野橋、橿原神宮前、近鉄名古屋、桑名、近鉄四日市、白子、津、伊勢中川、松阪、伊勢市、宇治山田の20駅。残る9駅は、西ノ京、伊賀神戸、飛鳥、吉野、五十鈴川、鳥羽、鵜方、賢島、湯の山温泉で、中国の「春節」の時期である2017年1月末までに開始予定という。