タイ東北地方の歴史と自然の魅力に触れる旅 悠久の時を刻む古代クメール遺跡を巡る 333平方キロ!コーンケーン「プーカオ・プーパーンカム国立公園」へ

3時間弱ほどのドライブで、コーンケーン市内に入りました。道沿いの車窓や寄り道を楽しんでいると、あっという間です。コーンケーン市内には、なぜか日本の路面電車が飾られている公園に通りかかりました。後で調べてみたら、広島電鉄から中古路面電車の寄贈を受け路面電車の運行の試験をするという計画があるようです。こういった意外な繋がりの発見も旅の醍醐味です。

コーンケーンでは、西にある「プーカオ・プーパーンカム国立公園」までのドライブを楽しみました。ここにはウボーンラット・ダムが建設されていて、大きなダム湖がある、雄大な自然の風景を楽しめます。

※ なお、写真をクリックすると写真が拡大され、写真の説明も表示されます。

タイ東北地方の歴史と自然の魅力に触れる旅

恐竜が発掘された自然豊かなコーンケーン

プーカオ・プーパーンカム国立公園

コーンケーンでの滞在は、「プルマン・コーンケーン・ラジャ・オーキッド 」という、市内中心部にある5つ星ホテル。自家製のクラフトビールを振る舞うレストランや本格的なタイマッサージを受けられるスパもあり、必ず満足できる高級ホテルです。

プルマン・コーンケーン・ラジャ・オーキッド

ここでは、コーンケーンに長期滞在する立松芳直さんに少しお話をうかがうことができました。すでに仕事は半分リタイヤしていて、コーンケーン市内に一軒家を借りて(※)、日本から連れてきた愛犬と悠々自適の生活をされています。コーンケーンを選んだ理由は、ズバリ日本人とほとんど会うことがないから。タイでは医療も充実していて、日本の健康保険が3割負担で活用でき、温暖でとても快適だとのこと。タイを旅して、もの凄く気に入ってしまったら、こういった生活も楽しいと思います。

※タイでは、外国人の土地所有が認められていないので、住宅購入はできません。
  別荘地のように富裕層向けに仕切られたエリアの住宅を借りています。

コーンケーンに長期滞在にて生活している立松芳直さん

TAT コーンケーンオフィス

TAT(タイ国政府観光庁)コーンケーンオフィス Siriwan Seeharach所長

TAT(タイ国政府観光庁)コーンケーンオフィス所長のSiriwan Seeharachさんは、ゴールデンシャワーに合わせたような、ステキなイエローの洋服で登場して、「コーンケーンは、イサーン地方の中で最も大きく、とてもアクセスもしやすい都市です。モダンな都市にイサーン文化がミックスしていて、ほかの都市とは異なる風情を楽しめます。タイの旅に新しい発見を求めているなら、是非コーンケーンを旅程に組み込んで訪れてみてください。きっと満足するはずです」と、コーンケーンの魅力を語ってくれました。

タイのローカルフードを楽しもう

皆さん、タイフードはお好きですか? 独特の酸味と辛みがあり、好きになると病みつきになる味ですよね。タイに来たら是非食べてください。タイフードに見られるメニューの多くが、東北のイサーン地方が発祥で、その後南部に伝わっていったようです。そのため、ソムタムやガイ・ヤーン、サイコイサーン(イサーンのソーセージ)など、一般的なタイレストランでよく見かけるお馴染みのメニューのオリジナル(本物)が食べられます。ただし、味はやはり本場に勝るものはありません。ソムタムだけでも、何種類も楽しめます。オイシイ上に安いんですから、食べまくらないワケにはいかないでしょう。屋台もトライしてみてください。

注文を頼む前にひとつだけ注意点が、イサーン地方独特の食文化として、虫を食べる習慣があります。イサーン地方の特色あるメニューが食べたいと言って頼むと、「カイモッデーン」というアリの卵が入ったトムヤム風スープが出てきたりしてしまいます。実はとてもオイシイのですが、虫を食べるのがどうしてもダメという方はご注意を。

Krua Khun-Nid

ครัวโอมเพี้ยง(クルアオンピアン)

 

 

タイ東北地方の歴史と自然の魅力に触れる旅

7月24日(水) 19:30より東京・神保町インプレスセミナールームで読者イベントを開催します。タイ国政府観光庁 東京事務所長 パッタラアノン・ナチェンマイ氏、マーケティングマネージャー 藤村 喜章氏、今回記事を執筆した村上 俊一氏など豪華ゲストをお迎えして、動画と未公開写真を交えてタイ東北部 イサーン地方の魅力をたっぷり語ります。応募締切は7月12日24時、申込みは こちらから