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JR西日本、近畿エリアで駅ナンバーを導入、2018年3月から
駅ナンバーできっぷ購入も可能に
2016年7月20日 22:30
- 2016年7月20日 発表
JR西日本(西日本旅客鉄道)は7月20日、近畿エリアに駅ナンバーを導入すると発表した。使用開始予定は2018年3月。ラインカラーと組み合わせて使用するほか、相互直通列車が多い路線では分岐駅の駅ナンバーの数字部分を共通化させた。さらに、新型券売機「HT50型」に駅ナンバーで目的地の駅を検索してきっぷを購入できる機能を追加する。
駅ナンバーは連続した北陸線、琵琶湖線、JR京都線、JR神戸線を「A」とし、敦賀から姫路まで付番。敦賀駅はA01、京都駅はA31、大阪駅はA47、尼崎駅はA49、姫路駅はA85などとした。さらに、他社路線の駅を含む路線図や地図など場合は頭に「JR-」を付け、大阪駅では「JR-A47」と表記する。
湖西線は「B」とし、京都駅はB31としてJR京都線と数字を揃えた。JR宝塚線は「G」、JR東西線・学研都市線は「H」となるが、尼崎駅はそれぞれG49、H49とし、JR神戸線のA49と数字が揃っている。JR東西線・学研都市線から尼崎駅を通ってJR宝塚線に進む直通列車の場合は前のアルファベットは尼崎駅で変化するが、数字部分は連続することになる。
同様に大阪環状線の「O」とJRゆめ咲線の「P」とは西九条駅で数値を合わせたほか、大和路線の「Q」、阪和線の「R」、関西空港線の「S」も新今宮駅、天王寺駅、日根野駅で数字を合わせており、直通列車に乗った場合に数字が連続するようになっている。
路線の延長が決まっているおおさか東線や、嵯峨野線の京都駅~丹波口間の新駅、大和路線の郡山駅~奈良駅間の新駅については駅ナンバーを確保している。