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国道16号 保土ヶ谷バイパス 町田立体を走ってみた
外回り、内回りの走行風景をHD動画で紹介
(2016/5/3 00:00)
- 2016年4月24日6時 開通
長らく工事中だった国道16号 保土ヶ谷バイパス(II期)町田立体本線部(町田立体)が4月24日に開通した。この道路は東名高速道路の横浜町田IC(インターチェンジ)と国道246号をまとめてバイパスするもので、横浜から相模原方面(または逆方向)の渋滞解消が期待される。
地元在住の記者としては、長らく開通を待っていた道路だけに感激もひとしお。早速走行して動画を撮影してきたので紹介したい。
相模原・八王子方向(国道16号外回り)
まずは保土ヶ谷バイパスでの分岐。従来は国道16号、および上川井ランプ方面が右・中央の2車線、東名高速方面が左1車線だったが、新たに県道18号方面と上川井ランプ方面は右側の1車線のみとなり、東名高速、および国道16号方面が左・中央の2車線に変更されている。朝のラッシュ時は上川井ランプが渋滞する可能性もあるので、右車線を進むなら注意が必要だ。
高架に入ってからしばらくは従来どおり。ただし、横浜町田ICへは左車線から分岐して進入する必要がある。制限速度は基本的に80km/hだが、横浜町田ICへの分岐を過ぎて「ニトリ」手前から60km/hになっている。
南町田北交差点の手前にある信号で国道246号方面からの側道と合流し、南町田北交差点では右左折レーンが増えて4車線になる。いきなり広くなるので驚くが、相模原方面に進むなら車線はそのままをキープすればよい。
横浜方向(国道16号内回り)
国道16号から横浜方向に進む場合、注意しなければならないのは南町田北交差点だ。ここのレーン構成が外回りとは違い、左車線は左折、および側道方向レーンになってしまう。右側の車線が2車線に増え、町田立体方向、さらに1車線増えて右折車線が分岐する。この構成だと、左車線を走っているクルマが保土ヶ谷バイパス方面に進むためには、必ず右車線への進路変更が必要になってしまう。危険な合流が増える現行の仕様は早急な変更が必要だと思われる。しばらくは迷うクルマが続出すると予想されるので、通過するときは十分に注意していただきたい。
制限速度は町田立体に入ってからはずっと80km/hと分かりやすいが、途中で右側の車線がなくなり1車線になり、東名高速からの側道と合流してまた2車線に戻り、そして保土ヶ谷バイパスでは県道18号方面、および上川井ランプ方面からの側道が右車線側に増えて合計3車線になるなど、車線数が頻繁に変化するためスムーズな走行が難しいと感じられた。
今回の開通により渋滞は解消すると思われるが、現状は初心者や地元以外から来た慣れないドライバーにはかなり走りにくい道路になってしまっている。走行する際は十分に注意してほしい。