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保土ヶ谷バイパス 町田立体を通ってみた

2016年4月24日、開通直後を写真で紹介

開通した保土ヶ谷バイパス 町田立体

 2016年4月24日午前6時、国道16号 保土ヶ谷バイパス(II期)町田立体本線部(町田立体)が開通した。開通後すぐ走行して見たので、写真で紹介する。

横浜方向(国道16号内回り)

 南町田北交差点を過ぎると、町田立体と側道との分岐となる。2車線ずつ分かれるので、慌てて複数の車線変更することのないよう、交差点の前から行く方向の車線を選んでおきたい。また、開通前の感覚で国道246号に行きたいの右側車線に入っていてしまったなど、間違えるドライバーもいる。気づいて急な車線変更をするクルマには十分注意したい。

 国道246号や東名高速 横浜町田ICに行きたい場合はいちばん左側の車線となる。また、右車線で町田立体方向に進むと、町田立体の高架の始まりから速度制限が80km/hになる。

南町田北交差点付近から横浜方向に向かう分岐。右が開通した町田立体、左が側道方面。国道246号や東名高速 横浜町田IC(インターチェンジ)は必ず左側に行く必要がある
高架の始まり部分。速度制限は「→」の80km/h。つまりここから80km/h出してもよい
町田立体の上はところどころ待避場所を設けてある。また、遮るものがないので横風にも注意
東名高速の横浜町田ICの手前部分にはICへの分岐がこれから作られる。将来、ICと16号相模原・八王子方面から町田立体経由で横浜町田ICへ向かったり、その逆も可能になる予定
横浜町田ICの手前で合流となりいったん片側1車線の通行となる
横浜町田ICを出たクルマはいったん保土ヶ谷バイパスに合流となる。ここまで今回の開通部分は終了
バイパスではないほうからの流れと合流、新保土ヶ谷ICへ向かう

相模原・八王子方向(国道16号外回り)

 首都高や新保土ヶ谷ICから保土ヶ谷バイパスを通って国道16号を相模原・八王子方面に行く場合は走行したい場合は、町田立体の開通以前は上川井IC手前で右側の車線に入り、右に分岐する必要があった。しかし、町田立体開通後は国道246号に行く必要がなければ左へ分岐する。

 この分岐と東名高速 横浜町田ICの分岐が変わったため、内回りと同様に直前の車線変更などが多発してしばらくは混乱する可能性がある。また、相模原・八王子方向は町田立体の途中で制限速度が80km/hから60km/hに変わるところがある。

 相模原・八王子方面に向かう南町田北交差点は、横浜町田ICや国道246号を通りすぎてしまったクルマが右折車線からUターンすることもあるが、なかには右折車線の左側にはみ出して走行したり直前に左に膨らむクルマもあるため、直進車も十分に注意してほしい。

新保土ヶ谷ICから保土ヶ谷バイパスを通ってくると新上川井IC手前で分岐がある。相模原八王子方向の町田立体は左側へ進む
この先で東名高速 横浜町田ICの入り口の分岐点となる。町田立体開通前はすべて横浜町田ICへ向けられてしまう道路だった
横浜町田ICへは左に分岐する。今までの感覚で道なりに走っていたドライバーは直前で気づいてあわてて左に進路を変える可能性があると思っていたが、まさにそんなクルマに遭遇した。無理な車線変更は厳禁だ
途中で制限速度が60km/hになるところがあるので、標識を見落とさないように注意したい
町田立体の終点に近づく。南町田北交差点の手前に側道からの合流に信号ができている。町田立体の走行車も側道の走行車も間違えないようにしたい
相模原・八王子方面に向かう場合、南町田北交差点と手前の信号の2カ所がある。先の信号を見て間違えないように注意
相模原・八王子方面を反対から見たところ側道からも信号があり、停止線も新たにできた

(編集部:正田拓也)