日本(成田)からバンコクには約6時間のフライトで到着します。今回は日本航空 JL707便を利用し、成田空港を18時15分に出発、バンコク(スワンナプーム国際空港)には現地時間の23時35分に到着しました。成田出発だけでなく、羽田国際空港・名古屋(中部国際空港)・大阪(関西国際空港)出発など様々なアクセス方法があるので、関東在住以外の方も便利に旅行できます。
今回の旅ではバンコクから東にドライブし、パタヤからラヨーン、チャンタブリー方面に向かい、カンボジア国境に近いトラートを目指します。まずはバンコクから東にドライブし、パタヤ、チャンタブリーを経てトラートに至るまでの行程を紹介していきます。タイ最古の礼拝堂や仏教徒が信仰する山への登山、フルーツ園で南国フルーツやローカルフードを満喫します。
レンタカーでのドライブにて訪れていますが、スワンナプーム国際空港から国内便に乗り換えて、トラート空港やパタヤとラヨーンに近いウタパオ国際空港を拠点として利用することもできます。また、タイでは日本に比べタクシーがリーズナブルです。配車アプリの「Grab」も使えますので(タイ国内で登録する必要があります)、うまく活用すれば行動範囲が広がります。
バンコクからパタヤを目指す
今回のタイ東海岸部の旅は、日本から首都バンコクに入り、ここからレンタカーで、カンボジア国境方面のトラートまで東を目指していきます。道中では、パタヤ、ラヨーン、チャンタブリーと寄り道をして楽しんでいきます。
ちなみに到着したバンコクのスワンナプーム国際空港の出口ゲート付近には、レンタカーのカウンター以外に「TAT」(タイ国政府観光庁)のブースも並んでいました。ぜひ情報収集に立ち寄ってみてください。
タイ国政府観光庁詳しくはこちら
今回はロケ前日に余裕をもってバンコクに入りました。バンコクに来ると、いつも交通量の多さに圧倒されます。バンコク市内でのレンタカーの運転はなるべく避けて、空港から直接東方面の高速道路に乗ってしまうことをお勧めしておきます。バンコク市内はBTSという高架鉄道と、MRTという地下鉄が網羅していて、空港との行き来は「エアポート・レイルリンク(ARL)」もあります。これらとタクシーを駆使して移動するのがお勧めです。
バンコクではBTSのナナ駅近くの「ザ・ランドマーク・バンコク」という5つ星ホテルに宿泊しました。バンコク中心街にアクセスがよく、便利なホテルです。
ザ・ランドマーク・バンコク詳しくはこちら
-
宿泊したザ・ランドマーク・バンコク。大通りに面している
バンコクのスワンナプーム国際空港からは、レンタカーで東方面に向かいパタヤを目指します。タイでは日本と同じ右ハンドルでかつ左側通行なので、まったく違和感はありません。国道7号線をひた走るのですが、ここは珍しく料金がかかる高速道路になっています。日本とよく似た料金ゲートでカードを受け取り、出口でカードを渡して精算します。「M-PASS」や「Easy Pass」と書かれていない現金収受のゲートに並んでください。
この国道7号線は広くよく整備されていて、とても走りやすい高速道路です。まずは運転に慣れながら、ゆっくり向かってください。途中でサービスセンターと書かれた、日本ではサービスエリア(SA)にあたるショップやガソリンスタンドの並んだ休憩所が1カ所ありますので、休憩してみてください。日本とはちょっと異なる作りで面白いです。
パタヤの中心街は歓楽街もあり、雑多としています。道路の混雑を嫌うなら、朝から午前中の移動がお勧めです。夕方から夜間はパタヤ湾周辺はたいへん混雑します。パタヤ湾周辺周辺は、いわゆる観光地然としていますが、少し足を伸ばして北や南に行くと美しいビーチリゾートも広がっています。
パタヤで宿泊した「サイアム ベイショア リゾート パタヤ」は、パタヤ湾に近いアクセスの良いホテルです。中心街にありますが敷地が広く余裕があり、ホテル内にいるとその喧噪は感じられません。レストランも7つあり、ビーチフロントのプールや直営のゴルフコースも所有しています。
サイアム ベイショア リゾート パタヤ詳しくはこちら
-
サイアム ベイショア リゾート パタヤ
パタヤで一泊した後、さらに東にラヨーン方面を目指します。中心街の雑踏は一瞬で、すぐに郊外の景色に変わります。
ラヨーンのビーチを目指しましたが、残念ながら少し雨が降り出してしまい早々に退散しました。小さな入り江が幾重にも続くビーチです。
レーム・チャルーン・ビーチ詳しくはこちら
-
パタヤからラヨーンのビーチを目指す
食べ放題のトロピカルフルーツを満喫
さて、気を取り直して、ラヨーン市内から20kmほど郊外にあるフルーツの楽園「スパットラ・ランド・ラヨーン」に向かいます。ここは、ラヨーンやチャンタブリーの名産ドリアンをはじめ、マンゴー、マンゴスチン、ランブータン、スターフルーツ、ドラゴンフルーツなどなど、南国フルーツの農園で、見学したり試食ができます。
実際には“試食”などと生やさしいものではなく、入園料600バーツを払うと、すべてのフルーツに加え、サラダやソムタム、串焼きの軽食が時間無制限で食べ放題なのです。この農園は無農薬栽培にこだわっていて、すべてが無農薬とのこと。試食前にはトラムに乗車して、農園を一周案内してくれます。予約は特に必要ありません。
スパットラ・ランド・ラヨーン詳しくはこちら
さぁ! フルーツ食べ放題の時間です。見学している間にたくさんのフルーツを剥いて用意してくれていました。そして、大きなドリアンを割ってくれます。ドリアンはその独特な匂いで注目されがちですが、この農園のような新鮮なドリアンは割った直後、個人的にはあまり匂いは気にならないと感じました。タイならではなので、ぜひチャレンジしてみてください。とても柔らかく濃厚な生クリームを食べているような感触です。濃厚なので量は食べられないのですが、病みつきになるのもわかります。
ほかのトロピカルフルーツもとても美味しいです。特にマンゴーは完熟でとても柔らかく、食べやすいようにカットされているので、いくらでもいけそうです。また、パッションフルーツは少し酸っぱいですが、旅の疲れが取れる感じ。ローズアップルなど、日本では見ることがないフルーツもあるので、いろいろ試して見てください。
通りの反対側では養蜂も行っていて、蜂蜜やロイヤルゼリーも販売されていました。蜂蜜はペットボトル容器に入っているので、日本へのお土産にできます。ただし、フルーツ類は日本に持ち込めません。また、ドリアンはレンタカー車内への持ち込みも禁止です。ホテルや公共交通機関へも持ち込めません。とにかくこの場で存分に味わっておきましょう。
ラヨーンでの宿泊は、「ラヨーン マリオット リゾート & スパ」です。海沿いでプライベートビーチやスパ、キッズルームなども備え、205室と5つのレストランとバーを有する一大リゾートホテルです。敷地も広く、周辺の自然を散策して楽しむことができ、ウォータースライダーがある大きなプールまであります。エントランスロビーが南側に向けてオープンな作りになっていて、到着時に海風が心地よく吹き抜けるのがとても心地よく感じられました。一般的なデラックスルームは海側と山側があり、さらに1ベッドと2ベッドに分けられています。カップルでもファミリーでも、長期滞在して満足できる施設になっています。
ラヨーン マリオット リゾート & スパ詳しくはこちら
-
ラヨーン マリオット リゾート & スパ
タイ国政府観光庁「ラヨーンオフィス」
タイを旅するなら、ぜひ「TAT」は知っておきましょう。TATとはTourism Authority of Thailand = タイ国政府観光庁の略称で、ガイドブックや地図の配布など、さまざまな観光情報を提供する案内所の役割も果たしています。地元ならではの見どころ、面白そうなスポットを教えてもらえます。
タイ国政府観光庁「ラヨーンオフィス」副所長のKedsiree Somboonsinさんは、「ラヨーンには、バンチャン地区からメーピム海岸に至る100km以上続くビーチに代表されるような、魅力的で美しいビーチがあります。そして、美味しいトロピカルフルーツが食べられます。ドリアンをはじめ、ランブータン、マンゴスチン、ロンコン、サラクといった果物が採れます。フルーツは一年中食べられますが、最も美味しい最盛期は5月から7月です。地元で獲れる新鮮なシーフードも美味しく、青唐辛子とライムの酸味がきいた緑のシーフードソースにディップして食べると最高です。ぜひ、ラヨーンまでお越しください」と語ってくれました。
タイ国政府観光庁「ラヨーンオフィス」詳しくはこちら
カオキッチャクート国立公園
次に目指した、チャンタブリーの山にある「カオキッチャクート国立公園」は、山の頂上にある神聖な仏足石とされている巨大な岩に、多くの仏教徒が訪れる場所です。1年のうち1〜3月の2カ月の間のみしか訪れることができません。タイ人なら開いている期間に一生に1度は登りたいと思っているような神聖な場所とのこと。
朝霧が立ちこめることでも有名で、多くの人で日の出前から混雑するらしく、歩くのは約1.2kmほどとのことでしたが、登山ということもあり、早朝から行動することにしました。実際にこれが大正解でした。タイでの日中の登山は気温も高くなるので、十分に注意してください。ミネラルウォーターは登山道にも販売されています。また、道中の要所にトイレも用意されています。本格的な登山ではありませんが、足下は岩場も多く、ぬかるみもありますので、しっかりした運動靴と帽子、タオルなど運動するのに適した服装で挑んでください。開山期間中は平日でも大混雑します。
登山口の情報はあまり案内がなく、恐らくわかりにくいと思います。「ワット プルゥアン(Wat Pluang)」という寺院を目印にして麓の集落を訪れると良いでしょう。この周辺には民間駐車場がたくさんあり、クルマを停めておくことができます。深夜〜早朝に訪れても問題ありません。期間中は24時間営業。実際に訪れた夜でも参拝をする多くの人で賑わっていました。
クルマを駐車場に入れたら、四輪駆動のソンテウ(乗り合いタクシー)に乗り換えます。このソンテウにて山の中腹まで向かうのですが、オフロードの坂をかなりのスピードで飛ばします。荷台に乗る場合にはカメラは手に縛っておき、しっかりとバーに捕まって乗ってください。スマートフォンを手に持っていては落とす可能性もあるので危険です。ジェットコースター並と心得えて乗車しましょう。時折、女性の悲鳴も聞こえる程の猛スピードと振動です。泥はねもけっこうあります。
カオキッチャクート国立公園詳しくはこちら
深夜から向かうことにした。夜のドライブは慎重に
カオキッチャクート国立公園の入口にあたる麓の集落。深夜でも人で賑わう
ワット プルゥアンを目印にして訪れるとわかりやすい
ワット プルゥアンの参道付近
ソンテウにて中腹まで向かう。集落周辺は舗装道路なのだが、山に入るとオフロードを猛スピードで駆け抜ける
ここからは徒歩の登山道。説法の声が響き渡っている
登山道はよく整備されていて登りやすい
休憩ポイントなども広くとられ、参拝者のことがよく考えられている
仏像やお布施など、要所でお参りするポイントがある
道中に鐘が並んでいる場所が多くある
自力で歩いて参拝できない人向けに800バーツで担ぎあげてくれるサービスもある
岩の上に仏像が見える、そろそろ夜が明けてきた
夜が明ける頃、ヘトヘトになりながら仏足石の巨大な岩にたどり着きました。そこには朝靄の中、信心深い人々が一心に岩を拝む姿がありました。周囲には、読経が響き渡っています。岩に触れると幸福になれるという言い伝えからか、岩に触れたり、金箔を貼り付ける人も多くいます。朝靄に包まれていることもあり、実に幻想的で荘厳な光景です。
ここからさらに上を目指すと、願い事を赤い布に書き記し、木々に結びつける山の頂上があります。ここが天国の扉とも言われているスポットです。
チャンタブーン集落
山側から海方面に向かい、チャンタブリー市街地に戻り、チャンタブリー川に沿って広がるチャンタブーン集落を訪れました。古い建物が密集していて、ノスタルジックな雰囲気に浸れます。立派なゴシック様式のキリスト教の教会もあり、ここにはダイヤがちりばめられたマリア像を見ることができます。
チャンタブーン集落詳しくはこちら
途中でお腹が空いたので、行き当たりばったりで屋台のお店に入ったのですが、なかなか美味しいお店でした。素麺のような米粉の細麺に、海鮮や鶏などの種類別に用意されたカレーっぽい味付けのソースをかけて食べるというスタイル。ちょうどお昼時で、地元の人も入れ替わり来店していましたが、大通りに面してはいないので、知らないとなかなか人は来ないような場所です。
道沿いの屋台でローカルフードを詳しくはこちら
チャンタブリーでの宿は「マニーチャン・リゾート・チャンタブリー」です。ここは、3号線という幹線道路のそばにありながら、川が脇を通り部屋からの眺めは大自然の中という、立地条件の良い低層のリゾートホテル。中庭には、大きなプールも備えています。
アユタヤ王朝時代の最古の木造礼拝堂
チャンタブリーを離れ、さらに東のトラートに向かいます。トラートでは、この地区では最古の木造礼拝堂がある「ワット・ブッパラーム」という寺院を訪れてみました。ここはアユタヤ時代に建立された寺院で、古い仏像のほか珍しい壁画も見ることができます。
また、大きな涅槃(ねはん)仏もあります。涅槃仏は頭を北にして横になった仏像なのですが、これは入滅という、死により涅槃に入る悟りの到達した状態を表しています。そのため、この姿を信心深いタイの人々は熱心に拝みます。
ワット・ブッパラーム詳しくはこちら
トラートでの昼食は、地元のローカルフードを食べてみることにしました。市場の近くにある海鮮系が美味しくて有名なお店「Pu Noodle Shop Sukhumwit」を訪れてみました。市場の駐車スペースにクルマを停めて徒歩で向かいます。
ここでは、エビやカニのほか大きめのシャコが入ったラーメンやチャーハンを、50〜70バーツで食べることができます。
Pu Noodle Shop Sukhumwit
この後、トラート市街から南下し、フェーリー船着場「ナチュラル・ベイ」に向かいました。そして、タイでプーケット島に次いで大きな島「チャーン島」を目指し、 自然豊かなビーチリゾートを満喫します。チャーン島は、タイの大陸側からすぐ近くなのですが、ここにはさらなる別世界が広がっています。ぜひ後半も、ご覧ください。
JALを使ってフライ&ドライブで自由気ままな旅を
最初の目的地まで飛行機で一気に移動し、空港からレンタカーで自由な旅を楽む「フライ&ドライブ」。今回の旅ではJAL(日本航空)が現在1日1便運航している成田〜バンコク(スワンナプーム)路線に搭乗しました。ほかにも羽田からは1日2便運航しています。(取材当時)
往路で搭乗したJAL ボーイング787-8のエコノミークラスのシート「JAL SKY WIDER」は、シートピッチが従来より広がった約84〜86cm、さらにゆとりをもったシート幅により居住空間にかなり余裕があります。背もたれも形状が工夫されていて、倒さない状態でも、ゆったりした座り心地でくつろげます。今回の道中リクライニングは倒すことなく足を伸ばして眠ることができました。
機内では、機内エンターテインメント“MAGIC-VI”で映画やゲームを楽しんだり、国際線機内Wi-Fiサービス(有償)を利用してネットを楽しんだり、思い思いのスタイルですごしてください。全席に充電用USBポートがあるほか、足下には、PC電源(AC110V)が用意されているので、スマホやPCの充電はシッカリ完了させて到着できます。
途中提供される機内食は、料理人コンペティション「RED U-35」上位入賞者6名のシェフによる監修メニューでとても美味しくいただけます。アルコールを含めドリンクの提供もありますので、タイ到着までの往路は日本ブランドのビールなどを楽しんでみてください。
成田空港国際線の「JALサクララウンジ」は本館3階にあり、一定の条件を満たすと利用可能です。たとえば、搭乗クラスではプレミアムエコノミークラス(事前予約のみ。当日アップグレードでは利用できません)以上、エコノミークラスであっても割引なし通常料金の「Flex Y」運賃にて利用可能になります。和食や洋食をはじめとするビュッフェやアルコールを含めたドリンクの提供。Wi-Fiや電源のサービス、シャワールーム、キッズルーム、仮眠スペースの提供など、フライト前の待ち時間を快適に過ごすことができます。
JALサクララウンジは、2019年にリニューアルオープンされ、3階奥のダイニングフロアを拡張。新たな飲食スペースができています。また、サテライトにもありますので、そちらでも利用できます。
タイ行き 航空券・国際線運賃のご案内詳しくはこちら
成田空港国際線「JALサクララウンジ」の受付カウンター
2階ラウンジスペースからは空港内がよく見える
機体を眺めながらゆっくりとくつろぐ
3階の拡張されたダイニング
各テーブルにはAC100VとUSB電源を完備
一度は食べてみたい「JALビーフカレー」も楽しめるビュッフェカウンター
「メゾンカイザー」の焼きたてパンやデザート類
充実のアルコールカウンター。生ビールサービーはなどは別途設置
JALオリジナル本格芋焼酎「鶴空」(つるそら)。成田市の農園で収穫したさつま芋使用する
シャワールーム。広く余裕のある作り
復路のバンコク〜羽田便で搭乗したボーイング777-200ER
復路搭乗したボーイング777-200ERのシートピッチ
機内エンターテインメント“MAGIC-VI”で現在位置表示や映画やゲームを楽しめる
各座席にAC100VとUSB電源を装備。国際線機内Wi-Fi(有償)でネットの利用もできる
イエローチキンカレーアジアンスタイル
牛肉と野菜の旨煮ごはん添え
サイドディッシュ。手前からツナとチーズのおからサラダ、蒸し鶏のミモザ風、たたき牛蒡のすりおろし林檎和え
食後にはハーゲンダッツのアイスクリーム
レンタカーでタイを縦横無尽に楽しもう
異国の地でレンタカーを運転するのは勇気がいるもの。タイは日本と同じ右側通行で、道路も広いので、少し走り出せば、そんな不安も払拭されます。特にタイ東部は、パタヤ中心部の夕方以降を除けば交通量もさほど多くないので、気持ちよく走ることができます。タイでの運転には日本の運転免許証と、国外運転免許証の両方が必要です。
世界165カ国で展開するAVIS(エイビス)レンタカーはタイ各地に支店があり、空港の支店で受け渡しが可能です。今回は、スワンナプーム国際空港から出発して同じ空港に戻ってくるというすべてをレンタカーで済ませる旅程でしたが、空港から目的地までというような乗り捨て利用も可能なため、自由な旅程を組むことができます。出発前に日本のサイトから予約手続きをしておくことをオススメします。
スワンナプーム国際空港でレンタカーを借りる際は、空港ターミナル内のAVISカウンターで予約確認書を提示すると、2kmほど離れた場所(バスターミナルの隣)にあるレンタカーターミナル行きの送迎バスを呼んでくれます。空港側のカウンターで免許確認などの手続きを完了できるので、レンタカーターミナルでの受け取りはスムーズにできます。借りた際に渡された書類に、このレンタカーターミナルの位置がの地図や、スマホで地図を呼び出すQRコードが記載されていますので活用してください。返却する際は、すぐ近くにガソリンスタンドが数件あるので、最後に満タン給油して返却しましょう。
返却手続きを終えたら、レンタカーターミナルと空港を結ぶ循環マイクロバス(24時間運行、無料)で空港へ向かいます。
地方都市から高速道路を使ってバンコクのスワンナプーム国際空港まで向かう場合、バンコク市街地を通らずそのまま空港道路/レンタカーセンターまで走ることができ、スムーズに向かうことができました。
・バンコク市街地は非常に交通量が多く渋滞も激しいため、運転はオススメしません。
・交通標識は基本的に日本と共通ですが、交差点は「赤信号でも左折可能」です。
・スマホナビで郊外を走行する際は、端末に地図をダウンロードしておくと電波状況に影響されず安心です。
AVISレンタカー スワンナプーム国際空港支店詳しくはこちら
AVISレンタカー詳しくはこちら
なお、パタヤとラヨーンの中間あたりにあるウタパオ国際空港にも、AVISのカウンターがありますので、こちらで受け渡しをすることも可能です。
モバイルWi-Fiルーターがあると心強い
今回の旅では、テレコムスクエアの「Wi-Ho!」のモバイルWi-Fiルーターをレンタルしました。知らない土地では、普段のスマホが使えるととても安心できます。特にドライブ旅では、地図や検索にデータ通信が欠かせません。
空港での受け取りや、宅配サービスでも受け取れます。サポートセンターは24時間体制です。プランは、ニーズに合わせて、リーズナブルな1日300GBまでのプランから無制限プランまで各種用意されています。
Wi-Ho!詳しくはこちら
【オンラインセミナー 参加者募集】
8月5日(水) 19:30より、本稿記事を題材とした読者「オンライン」セミナーイベント『タイ国政府観光庁 × トラベル Watch Presents「タイ東部のビーチリゾートを巡る旅」トークショー』を開催します。
タイ国政府観光庁 東京事務所長 セークサン・スィープライワン氏、マーケティングマネージャー 藤村 喜章氏、今回記事を執筆した村上 俊一氏など豪華ゲストをお迎えして、動画と未公開写真を交えてタイ東部 東海岸の魅力をたっぷり語ります。
参加募集は抽選で50名様、イベント後にタイ記念品プレゼント(郵送)のお楽しみも。応募締切は7月12日(日) 23:59まで、申込みはこちらから。