世界遺産の街 グルメと癒やし、幸せすぎる マカオ旅

西洋文化と東洋文化が交差する国際観光都市、マカオ。
マカオ屈指のリゾートホテルはもちろん、グルメ、スパ、エンターテインメント……もう、楽しさが止まらない~!

旅レポ スペシャル 染谷有香の癒され女子旅 in マカオ

航海の安全を祈る阿媽女神

媽閣廟の前に広がる石畳「カルサーダス」が美しい世界遺産「バラ広場」。かつて「バラ要塞」があったことからバラ広場と呼ばれるようになったという。

多くの市民が日常生活の一部として参拝し、日本人の感覚では「巨大」な線香を次々と供えていく。天井から吊るされた渦巻き型の線香は、一度点火すると1カ月程度燃え続けるそうだ。


現在では意識する人も少ないが、ほんの十数年前までは、ここがまさに海岸線だった。マカオにポルトガル人が訪れ、明朝中国や日本との貿易が始まった500年前から海の安全を見守ってきた阿媽女神は、今、何を想うのだろう。

「マカオ」の語源になったと言われる世界遺産「媽閣廟(マァ コッ ミュウ)」。航海の安全を祈る海の神「阿媽(アーマー)女神」が祀られるマカオ最古の寺院は、500年以上の歴史を持つ。

[世界遺産] 媽閣廟
Rua de Sao Tiago de Barra and Calcada da Barra

丘の上に建つ美麗なペンニャ教会

航海員の守護者「ペンニャ・デ・フランサ」が祀られているペンニャ教会は、高級住宅が建ち並ぶ丘の頂上にある。

天気が良ければ、媽閣廟からリラウ広場を経由して散歩を楽しむのも気持ちが良い。通りの至る所にポルトガル文化を感じられる装飾があり、これもまた興味深い。

海側からはマカオタワーが一望でき、ウェディング用のフォトスポットなどでの利用も多い。1935年に建て直されたため世界遺産には認定されていないものの、その美しさと眺望には目を奪われる。

ペンニャ教会 主教山小堂
Ermida de Nossa Senhora da Penha

大航海時代の1622年、オランダ艦隊の攻撃から避難した人々によって建立され、その後1935年に再建された「ペンニャ教会」は、東洋におけるカトリック布教に大きな影響を与えたという。祭壇、ステンドグラスなどに聖母子像が描かれている。

東洋と西洋の美が融合する鄭家屋敷

1881年に建築されたこの邸宅は、思想家「鄭 觀應」の旧居。

約4000平方メートルという広大な敷地に建てられ、東洋文化と西洋建築技術が融合した独特の世界観が人々を魅了する。

古代中国らしく風水の思想が取り入れられており、至る所にお金を意味する「円(丸)」のデザインが見受けられる。

[世界遺産] 鄭家屋敷
Casa do Mandarim
http://www.wh.mo/mandarinhouse/

いにしえのマンション

中国の歴代政治家にも思想的影響を与えたとされる鄭 觀應は、自らの邸宅を集合住宅として人々を住まわせた。当初60部屋だった居住区は72部屋まで拡大され、最盛期には300名を超す人々が暮らしていた。当時の面影をそのままに、2002年から2010年にかけての修復工事の後、現在は一般に公開されている。

「円」でお金、「龍」で運気、「亀」で長寿。なんか元気が出てくるような!?

好みの具材で楽しむ火鍋ブッフェ「鮮」

サンズ・コタイセントラルの中にあるシェラトン・グランド・マカオ・ホテル直営のシーフードブッフェレストラン「鮮」は、高級ホテルモール内にありながらもカジュアルな雰囲気で、ファミリー客も多い。

大きな鍋をみんなで楽しむのでは無く、基本的に「一人一鍋」で調理するのがこの店のスタイル。具材はもちろんだが、スープも好みに合わせて数種類から選ぶことができ、アジアらしい激辛火鍋を楽しみたい方には「四川麻辣湯底」スープがオススメだ。

「鮮」という店名のとおり素材の新鮮さが売りで、エビ、カキ、アサリ、ムール貝などなどシーフードが充実しているのも嬉しい。

海鮮火鍋ブッフェレストラン 鮮(シン)
Xin Asian Hot Pot
http://www.xinmacau.com

マカオ初の24時間バトラーサービス

マカオ空港からクルマで5分、サンズ・コタイセントラルの中でも最良のロケーションに位置する5つ星ホテル「セントレジス・マカオ・コタイセントラル」。

プレジデンシャルスイートルームからデラックスルームまで、400室全てでバトラー(執事)サービスが利用できる。コーヒーサーブ、衣類や靴の手入れなど、至れり尽くせりのバトラーサービスを24時間提供するのはマカオでは初。

エントランスにあるシャンデリアは、海洋都市マカオらしく造船所と船底のカーブをモチーフにしたもの。優雅さと気品、圧倒的なラグジュアリー感に包み込まれる。

セントレジス・マカオ コタイセントラル
The St.Regis Macao, Cotai Central
http://www.sandscotaicentral.com/hotels/st-regis-macao.html

最上階「プレジデンシャルスイート」ルームは、477m2と広大な空間に3ベッドルームと4バスルーム、キッチンとダイニング、ホームシネマ、エクササイズ、専用スパ……。
「わたし……ここで暮らしたい(笑)」

全てのルームタイプに共通して用意される「特製セントレジスベッド」が極上の睡眠を、大理石のバスルームが優雅な時間を演出。アスレチッククラブ、イリジウムスパ、プール、ゆっくり滞在して楽しみたい。

超定番スイーツ「エッグタルト」

マカオを代表するスイーツはエッグタルト。マカオでパン屋を営んでいたイギリス人のAndrew Stow(アンドリュー・ストウ)氏がポルトガルの伝統菓子を改良し、爆発的なヒット商品となった。

パイはサクサク、カスタードクリームはとろけるなめらかさ、甘すぎない上品な美味しさは日本人の好みにもピッタリ。平日でも行列ができるほどの人気で、エッグタルトは1日に13,000個も売れるのだとか。

美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまっても、マカオは各所に軽い運動ができる公園が整備されているので大丈夫!? ちなみに、この通りの名前は「美女巷」。

ロード・ストウズ・ベーカリー
Load Stow's Bakery 安徳魯餅店
http://www.lordstow.com

世界初、高層ビルに8の字型の観覧車

ホテルやショッピングモールはもちろん、マジックショーや体感型巨大スクリーン、カジノやコンサートホールなどエンターテインメントリゾート施設を集約した「スタジオ・シティ・マカオ」に、世界初となる高層ビルの上に作られた8の字型の観覧車「The Golden Reel」が登場。およそ15分で8の字を1周し、その地上高は130メートル超!

中国で縁起が良いとされる「8」の形は、「2つの隕石がビルに衝突した」という設定なのだとか。高所恐怖症の有香さんもスタッフに無理矢理、いや、楽しく地上130メートルを体験しました。


「聞いてないよ~!(笑)」

染谷有香の癒され女子旅 in マカオ / 地上高130mの8の字観覧車 ゴールデン・リール

スタジオシティ ゴールデンリール
STUDIO CITY MACAU GOLDEN REEL 影匯之星
http://www.studiocity-macau.com/en/entertainment/detail/golden-reel

タイパ地区からコタイ地区の夜景を望む

夜景散策を安心して楽しめる治安の良さもマカオの魅力のひとつ。

カジノ遊びをしないという方も、美しい夜景をみながら散策し、現地の人と交じりながら夜食を楽しむのもオツなもの。

観光名所や湖沿いはもちろん、街中至る所に街灯が整備されているので、明るく美しく安全に散策することができる。

マカオは24時間営業の商業施設が多いため、夜食場所にも事欠かない。食べ過ぎ……に注意が必要かも(笑)。

街灯が石畳を優しく照らす、タイパ地区の路地を歩く。巨大な池に映る、コタイ地区の摩天楼がまぶしい。安心して夜景散策できる治安の良さも、マカオの魅力と言える。

タイパ地区からコタイ地区の夜景を望む

マカオでディナーを楽しむ21時、ポルトガル現地は13時。16,000マイル離れたマカオとポルトガルと、同じ美味しさを味わえる。

パン、カステラ、コンペイトウ、タバコ、ボタン、カルタなどポルトガル語由来の日本語は実に多い。ポルトガル料理もお米が主食で、素材を活かした優しい味付けは日本人の口にもピッタリ。

ポルトガル料理 Portugalia 葡多利 正宗葡國菜
http://www.portugalia.com.mo/

極上の癒やし空間「イリディウム スパ」

リゾートホテルに宿泊したら、ぜひ楽しみたいのがスパ。

セントレジス・マカオの最上階にある「イリディウム スパ」は、6種類のジェムストーンとエッセンシャルミネラルエキスを配合したオイルマッサージなど、心身ともに極上のリラックス&リフレッシュを体験できるスパ。

ラグジュアリー感あふれるレセプションルームに入り、まずはカウンセラーと挨拶しつつお茶を一服。タブレット端末を利用したカウンセリングを受け、その日の体調や気分に合わせ、ルビー、アクアマリン、サファイア、トパーズ、ルビー、ダイモンドなどが配合されたジェムストーンオイルを選ぶ。

イリディウム スパ(セントレジス・マカオ内)
The St.Regis Macao IRIDIUM SPA
http://www.sandscotaicentral.com/hotel-activities/st-regis-macao/iridium-spa.html

ジェムストーンを活用したマッサージは、古代から精神と肉体のバランスを整え活力を与えるために行われてきたという。

バスローブに着替えてトリートメント室に入り、まずはフットバスでリチュアル(イリディウム スパでは最初のリラックスマッサージをリチュアルと呼んでいる)を受ける。

オイルマッサージ、ジャグジーバス、フェイシャル、マニキュア・ペディキュア……贅沢な時間が流れる。

※特別な許可を受けて入室・撮影しています。

「ブラッディー・マリー」
あまりにも有名なそのカクテルは、いまから80年以上前の1934年、セントレジス・ニューヨーク「キングコールバー」のフェルナン・プティオが創作したのが発祥。

世界各国のセントレジス バーそれぞれにあるアート壁画。
マカオの作品はポルトガル人アーティスト「ジル・アラウージョ」による「ハーモニー」。8000枚のガラスを4層に組み合わせたそれは、青=ポルトガル、緑=マカオ、赤=中国、それぞれの融合を表わしている。

セントレジスバー(セントレジス・マカオ内) The St.Regis BAR
http://www.starwoodhotels.com/stregis/

マカオのランドマーク「聖ポール天主堂跡」

マカオを代表する世界遺産「聖ポール天主堂跡」。

「跡」という名のとおり、1835年の火災で木造の礼拝堂などは全て焼失し、キリシタン狩りを逃れた日本人が建造に尽力したと言われている正面の壁(ファサード)部分のみが現存する。

最上部に十字架、3段目にマリア像を配した5段構造のファサードは、それ自体が説教とも言えるほど全体に見事な宗教的彫刻が施されている。

聖ポール天主堂跡の地下には芸術博物館があり、貴重な美術品とともに歴史を学ぶことができる。ポルトガルとマカオと日本、さまざまな文化の交流があったこと、深い縁を感じずにはいられない。

[世界遺産] 聖ポール天主堂跡 大三巴牌坊 Ruins de S. Paulo
天主堂芸術博物館 Museu de Arte Sacra e Cripta

パステルカラーの街並みが目に鮮やかな「恋愛通り」と呼ばれる石畳通り。

聖ポール天主堂跡にほど近く、フォトスポットとしても人気。

恋愛通り 戀愛巷 Travessa da Paixao

300年ほど前、清朝時代の中国四大税関が置かれていたこの地区は、再開発によって新たなショッピングストリートへと変化しつつある。まだガイドブックでも紹介されていない穴場スポットには、女子に嬉しいショップも多数。


「歡迎光臨~!(いらっしゃいませ~!)」

大關斜巷 Calcada do Cmaparo

クリームイエローが美しい世界遺産「聖ドミニコ教会」(別名:バラ教会)は、セナド広場の奥に位置する。波をイメージしたカルサーダス(石畳)はポルトガルの街並みをそのまま再現していて、マカオ市民がポルトガルへ旅行すると、「本当にマカオにそっくり!」と驚くのだとか。

[世界遺産] 聖ドミニコ教会 玫瑰堂 Igreja de S. Domingos

ポルトガル伝統建築が美しい民政総署は、セナド広場の正面に建つ。ギャラリーや図書館もある建物内部は、アズレージョと呼ばれるポルトガル伝統の装飾タイルで飾られている。

[世界遺産] 民政総署 民政總署大樓 Instituto para os Assuntos Civicos e Municpaos

マカオは広東語(中国語の一種)とポルトガル語が常用語。「こんにちは=你好」は「ニイ ハオ」では無く「ネイ ホウ」、ポルトガル語では「Boa tarde(ボア・タルジ)」となる。

発音が難しくても、マカオと日本には共通の「漢字」がある。通りすがりのオジサンに電子メモパッド「ブギーボード」で道を尋ねると、とても興味深そうにスラスラ書いてくれて大成功(笑)。筆談コミュニケーション、声を掛けるキッカケにもなって楽しいかも。

キングジム 電子メモパッド「ブギーボード」
http://www.kingjim.co.jp/sp/boogieboard/

歴史市街地区にある「100%ジュースバー」

マカオ歴史市街地区にある「ブレス ジュースバー」は、100%ナチュラルジュースを提供している。

レッドジュースは「甜菜・梨・生姜」で貧血予防、ピンクジュースは100%ザクロで肥満予防など、特徴的なジュースが並ぶ。胃腸や肝臓に良いというゴールドジュースを頼むと、中身はApple(りんご)、Turmeric(ウコン)、Burdock……ばーどっく? って何だっけ??

Burdockは日本語でも広東語でも「牛蒡=ごぼう」。ブギーボードでイラストや文字にすることで、お互いすぐに理解でき、ブギーボードそのものの珍しさもあって、積極的にコミュニケーションができる。

海外旅行に電子メモパッド、これはアリかも。

キングジム 電子メモパッド「ブギーボード」
http://www.kingjim.co.jp/sp/boogieboard/

観光業専門学校の本格実習レストラン

観光立国マカオの次世代を育てる観光業専門学校「IFT旅遊学院」。その学生たちが訓練の成果を発揮する実践の場として「教学餐廳=エデュケーショナル・レストラン」が併設されている。

実習施設とはいっても、一流の施設・素材・サービスを兼ね備えた本格的レストランとして一般向けに営業。リーズナブルに本格的なマカオ料理とポルトガル料理を楽しめるため人気が高く、予約するのが難しいほどの盛況ぶり。

フロント、調理、サービスなど各課程を学ぶ学生たちは3年生になると世界各国の提携ホテルへインターンとして勤務する。宿泊先でお世話になったスタッフさん、もしかしたらIFT旅遊学院出身者かも?

IFTエデュケーショナルレストラン 旅遊學院教學餐廳
IFT Educational Restaurant
http://www.ift.edu.mo/

調理からサービスまで基本的に学生たちが行い、そのクオリティは一流さながら。
開放感があり上品なインテリアの中、本格的なポルトガル料理とマカオ料理のフルコースが楽しめる。新鮮な食材と自家製ハーブなどを美味しく調理し、美しく盛り付け。ホッペが落ちます。

東京のアメ横、大阪の黒門市場、マカオの義字街。

新鮮な食品やフルーツ、雑貨や日用品など市民の生活に密着した品々が所狭しと並ぶ露店街は、威勢の良い掛け声と活気に満ちている。南国ならではのフルーツ、見たことも無い木の実など、眺めていると次々に試食を勧められる。

露店が建ち並ぶ路地 
義字街 Rua da Emenda

漢方茶スタンドでデトックス

良薬は口に苦し、医食同源、郷に入れば郷に従え。

マカオは至る所に美食があふれ、つい食べ過ぎてしまいがち。そこで立ち寄りたいのが漢方茶スタンド。

創業1950年の老舗「海清純涼茶」は市内各所に店舗があり、店員さんは客の舌を見て健康状態を判断し、オススメの漢方茶をブレンドしてくれる。

(スタッフ:「すみません、一番苦いのをお願いします」)

染谷有香の癒され女子旅 in マカオ / 海清純涼茶でデトックス漢方茶を......

漢方茶スタンド
海清純涼茶 Cha de Medicional Chinese Hoi Tsing

マカオを代表する豪華ホテル

ゴールド・シルバー・ブロンズの3レイヤー構造が印象的な5つ星ホテル「MGMマカオ」。

ラスベガスMGMとマカオの実業家が創り上げた超巨大リゾートに足を踏み入れると、まずはCHIHULY工房によるガラスアートと、さまざまなアーティストが仕上げたライオンが出迎えてくれる。

ロビーを進むと、なんと、世界遺産セナド広場を再現したグランドプラカと巨大な円柱水槽が! ゴールドと大理石を基調としたゴージャスな雰囲気と、テーマパーク並みの広大な空間を贅沢に使った充実の施設には、本物だけが持つラグジュアリー感にあふれている。

MGM マカオ
澳門美高梅 MGM MACAU
https://www.mgmmacau.com

ラスベガスで磨かれた究極のラグジュアリースタイルを提供するMGMマカオ。

「グランドデラックススイート」をはじめ、全ての客室が超一級であることは言うまでも無い。VIP専用のロビーとエレベーターを抜けると、特別ルーム「VILLA」がある。

荘厳かつ上品にデザインされたゴールドと大理石が、完璧な豪華さを演出。

リビング、ダイニング、キッチン、シアター、スパ、そしてベッドルーム、そのどれもが最上のクオリティ。館内のアート作品を鑑賞し、ショッピングを楽しみ、部屋でリラックス。

「素敵すぎて帰りたくない~!(笑)」

館内にはタイパ島方面の眺望を楽しめる屋外プールをはじめ、ジムやビジネスセンター、高級スパなど、ひととおりの施設が揃います。コンベンション設備なども充実。ホテル低層フロアには大型カジノも併設されています。2010年には隣接する区画にマカオ最大のルイ・ヴィトン旗艦店などが入る大型ショッピングモール「ワン・セントラル」も開業し、MGMマカオから館内通路で直結でアクセスできるようになりました。

ジャイアンの名前で年齢がバレる?

この夜は仲よくなったホテルスタッフとともに「MGMマカオ インペリアルコート」でディナー。

美味しい食事にうっとりしつつ、会話はなぜか「哆啦A梦」こと「ドラえもん」の話題に。マカオでもドラえもんは長く親しまれているが、「胖虎(プン フゥ)」と呼ばれていたジャイアンの現地名が、十数年前から「技安(ケイ オン)」に変わったそうだ。

ジャイアンを「技安」と呼ぶか「胖虎」と呼ぶかで「歳がバレる」という話題になり、それぞれ年齢を想像したり(笑)。

MGM マカオ インペリアルコート
MGM MACAU Imperial Court
https://www.mgmmacau.com/imperial-court

キングジム 電子メモパッド「ブギーボード」
http://www.kingjim.co.jp/sp/boogieboard/

石畳の装飾が美しいラザロ地区。
街灯のやわらかな明かりが、クリーム色の建物と石畳を照らす。

ラザロ地区
瘋堂斜巷

見どころいっぱい、徒歩移動も

世界遺産をはじめ魅力的なスポットがギュッと集まったマカオは、徒歩で観光散策する機会も多い。知らず知らずのうちに脚に疲れが……という時に嬉しいのが「フットマッサージ」。

「足君好」など24時間営業で女性がひとりでも入りやすいお店が多数り、ホテルフロントに声を掛ければオススメ店を紹介してくれる。

マッサージでリフレッシュ!楽しむぞ~♪

ヴェネチアン・マカオの通路はご覧のとおり金ピカ状態。金色はそのまま金運を表わすのだとか。

足君好フットマッサージ
足君好保健按摩中心 Let's massage Macau

ホテルの中に運河!? ゴンドラ体験

大規模統合型リゾート「ザ・ヴェネチアン・マカオ」の3階フロアにある「ヴェネチアン・マカオ ゴンドラライド」。ホテルの中に運河がある、と言われてもイメージしにくいかもしれないが、確かにそこにはヴェネチアの街並みと運河があった。

運河の周りにはヴェネチアのイメージに合わせたショップが並び、ところどころに橋も掛かっている。非日常の空間と、ゴンドリエ(船頭さん)の美声に、ウットリ。

染谷有香の癒され女子旅 in マカオ / ザ・ヴェネチアン・マカオ・リゾートでのゴンドラ体験

ザ・ヴェネチアン・マカオ ゴンドラライド
澳門威尼斯人 貢多拉船
The Venetian Macao Gondola Rides
http://www.venetianmacao.com

地元で人気の飲茶とポークチョップバーガー

飲茶 六棉酒家
Kapok Cantonese Restaurant

どれを頼んでも美味しくて、リーズナブルに飲茶を楽しめると評判の「六棉酒家」は平日でも行列ができるほどの人気店。言葉が通じなくても、写真と英語入りメニューで注文できるので安心。あ、これ全部ひとりで食べたわけじゃ無いですよ(笑)。

マカオに来たら、ぜひ食べておきたい名物が「ポークチョップバーガー」。さっきお昼ご飯を食べたばかりとか、そんなことは気にしない気にしない。スパイシーな味付けでソテーされたポークチョップを、噛み応えのあるバンズに挟んでガブリ! 散策中の食べ歩きにもピッタリ。

ポークチョップバーガー
大利來記 豬扒包 Tai Lei Loi Kei
http://www.taileiloi.com.mo/

ドリアンが絶品ジェラートに

官也街を広場方面に散策していると見えてくる、有名なスイーツ専門店「莫義記」。看板の店名に続いて書かれている「猫山王」はドリアンの意味。

その強烈な香りから飛行機内への持ち込みが禁止されていたり、国によってはホテルへの持ち込みも禁止されているドリアンだが、莫義記ではウマミだけを抽出して香りとクセを抑えたジェラートを開発。

ほかにもさまざまな種類があり、味の調整もしてくれる。どれも美味しくて、日本でも流行りそう♪

染谷有香の癒され女子旅 in マカオ / Mok Yi Kei(莫義記)のドリアンアイス 食レポ!?

スイーツ専門店 莫義記
Gelatina Mok Yi Kei

80年以上この地で茶舗を営んでいる老舗「英記茶荘」、87歳になる先代も明るく接客してくれる。
日本人に馴染み深い烏龍茶、プーアル茶、ジャスミン茶などの品揃えも豊富。趣深い老舗茶舗は、英語メニューが用意され店主も英語対応が可能。

英記茶荘
Ying Kee Tea

今宵のディナーは2つ星の広東料理

楽しすぎて幸せすぎるマカオ旅も、アッと言う間に最後の夜。今宵のディナーはウィン・マカオ内にあるミシュラン2つ星広東料理レストラン「ウィンレイヒン」。

ラグジュアリー感と素敵な香りにあふれるホテルロビーを通りレストランの中に入ると……、9万個のスワロフスキークリスタルで作られた巨大な龍が!

マカオ料理もポルトガル料理も美味しかったけど、広東料理も最高! マカオは本当に美味しいものだらけで、帰ってからのダイエットが大変だぁ(笑)。

ウィンレイヒン 永利軒 Wing Lei
http://www.wynnmacau.com/en/restaurants-n-bars/fine-dining/wing-lei

癒され女子旅、最後はやっぱりスパ

歩いて、観て、体験して、感動して、食べて、食べて(笑)。旅の締めくくりはやっぱりスパ。MGMマカオ「The SPA」は、2,720m2としう広大な面積を贅沢に使い、充実した施設と豊富なメニューを誇る。

レモングラスのアロマが香るエントランスでお茶を頂きながらカウンセリング。フットマッサージの後、オイルを選びスウェーデンマッサージを受ける。楽しい想い出にひたりながら、心も身体も癒されて。

「幸せすぎる~……」

※特別な許可を受けて入室・撮影しています。

MGMマカオ スパ
美高梅「水療」 MGM MACAU The SPA
http://www.mgmmacau.com/spa

楽しさが止まらない、幸せすぎるマカオ旅。出会った人たちの優しさと温かさに感動。

染谷有香の癒され女子旅 in マカオ / メイキングダイジェスト

関連記事:「統合型リゾートから世界遺産までいろいろな見どころがひしめく街「マカオ」を紹介」全5回

(Text + Movie:石岡 宣慶 / Photo:高橋 学 / Model:染谷 有香)

*a Photo © St.Regis / Starwood Hotels & Resorts Worldwide, Inc. / *b Photo © MGM MACAU / Six Senses Spa at MGM MACAU
*c Photo © STUDIO CITY MACAU / The Golden Reel / *d Photo © Wynn Resorts Holdings / *e Photo by Nobuyoshi Ishioka

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