【イベントレポート】関空旅博2015
女子大生が語る旅の魅力や、陽気なよさこい踊りなど若い世代が大活躍のステージイベント(その4)
(2015/6/1 08:30)
- 2015年5月23日~24日 実施
2日目(5月24日)、「関空旅博2015」の終盤を迎え、南広場のステージでは学生のトークショーやよさこい踊り、ご当地アイドルなど、若手のイベントが多く活気にあふれたイベントが目白押しだった。そして、最後のプログラム「旅博大抽選会」で、2日間のイベントは幕を閉じる。
ハワイアン航空「ハワイ川柳コンテスト」表彰式
ハワイアン航空による、ハワイのことならば何でもOKの「ハワイ川柳コンテスト」の表彰式が行なわれた。2500通を超える応募の中から選ばれた最優秀賞作品は「また来よう 無口な父が 言うハワイ」。
ハワイアン航空 日本支社長 宍戸隆哉氏は、ハワイは無口なお父さんがボソッと言ってしまうほど素晴らしい場所であることが伝わると評価し、受賞者に関空~ホノルル ペア往復航空券を手渡した。そして宍戸氏は、「すでに人気のあるハワイではあるがまだまだ知ってほしい自然や文化がある」と語った。
ハワイアン航空は飛行機に乗った瞬間からハワイを感じてもらえるように運航していて、「1日1便、毎日関空へハワイを持ってきていますので、是非それを体感してほしい」と語り表彰式を締めた。
川合栄次スペシャルアコースティックライブ
かつてELTにも楽曲提供した北海道出身の川合栄次は「大阪でウケようと思っても絶対ムリなので、楽しい曲で楽しんでください」と早々にトークは敗北宣言。シンプルで楽しいスペシャルアコースティックライブを行なった。
演奏終了後「旅もライブも終わりは名残惜しいものですね」と少々寂しそう。ステージ終了後、6月にリリースされる新曲のCDを50枚も用意し、観客に無料配布した。
グアムハファディ・チャモロダンスショー
グアム政府観光局のステージイベントは「グアムハファディ・チャモロダンスショー」。統治時代にスペインにも影響を受けたというチャモロダンス。その民族色豊かなダンスを、ステージ下までフルに使い、時間いっぱいまでひたすら激しく踊り続けた。
Follow me to China 学生特派員ONステージ、現役大学生が案内する中国のリアルな魅力
中国国家観光局大阪駐在事務所は、関西外語大学で中国語を専攻する女子大学生5人を学生特派員とし、中国のさまざまな地区を旅した体験をステージで語り合うイベントを行なった。
安くて気軽に入れる店が多い「上海」での食べ歩きや、独特の中国文化を持つ内陸の街「西安」の独特な雰囲気、「桂林」の風景や人と人のつながりなど、学生ならではの視点で捉えたリアルな中国を、現地で撮ってきた写真を交え語り合い、中国の魅力を伝えた。また学生たちが手にしていたパンダのぬいぐるみは、トーク終了後観客にプレゼントされた。
愛媛においでや2015、「愛の葉ガールズ」とゆるキャラ「みきゃん」によるPR
歌って踊って耕す(農作業もする)愛媛のご当地アイドル「愛の葉ガールズ」とゆるキャラ「みきゃん」によるステージは、愛媛県大阪事務所のPRだ。愛媛の魅力はみかんだけにあらず! とばかりに、美味しくて安全な海産物や道後温泉を紹介するも、「愛の葉ガールズ」イチオシはサイクリストの聖地「しまなみ街道」だそうだ。「大阪(関空)から松山空港までは安価なピーチ(Peach Aviation)で来てね」と、その近さと気軽さもアピールした。
よさこい踊り、和歌山大学よさこいサークル和歌乱withタビイちゃん(by旅工房)
カフェやネイルサロンなど異業種とのコラボレーションを実現してきた旅の会社「旅工房」が、同社のイメージキャラクター「タビイちゃん」と、部員100人以上を超える和歌山大学のサークル「和歌山大学よさこいサークル和歌乱」による、よさこい踊りを披露。
ステージやステージ下にとどまらず、観客スペースまで降りて踊り続ける軽快なよさこい踊りは、旅のイメージを意識したというカラフルな衣装も相まって、2日間のトリを飾るにふさわしい華やかで楽しいステージとなった。