【イベントレポート】ツーリズムEXPOジャパン2016
マカオのエンタテイメントとグルメ多数! 老舗店のエッグタルトからVRで「マカオ・グランプリ」体験まで
2016年9月24日 10:48
- 2016年9月22日~25日 開催
9月22日に開幕した「ツーリズムEXPOジャパン2016」の会場内でひときわ目を引くグリーンのブースがマカオ観光局ブースだ。キャッチフレーズを「楽しさがとまらない」として、マカオの“食”から“エンタテイメント”までじっくりと観て、味わって体感できる内容となっている。23日にメディア向けの説明会があったので、本記事にてレポートをする。
説明会では、2015年のマカオ総訪問者数が3071万4624人、1日あたり訪問者数は8万6000人とし、そのうち、中国本土からは67%、香港から21%、台湾3%、その他の地域を9%とグラフで表示。ほぼ90%近くがアジア圏からの訪問者とし、その中で日本からの渡航者はほぼ1年を通して増加傾向にあると説明。さまざまな媒体露出やコラボレーションにより、認知度のアップと魅力の周知をこれからもしていきたいと説明した。
その後、マカオの基本情報を紹介。遺産保全地区、文教住宅地区、レジャー開発地区、自然保全地区の4つにおおまかに分かれており、それぞれの魅力がギュッと凝縮されているのがマカオの特長と説明。空撮写真を交えて位置関係なども解説した。
近年のマカオの魅力については「東洋と西洋の出会い」「近未来都市マカオ」と2つに絞ってそれぞれの注目ポイントを紹介。8月22日にオープンした「ウィン・パレス」や9月13日に開業したばかりの「ザ・パリジャン・マカオ」、そして超ラグジュアリーホテルとして2016年下旬にオープン予定の「The 13」などの話題の宿泊施設、そして2017年開通予定のマカオと香港を結ぶ大橋やライトレールについて説明した。
進化し続けるマカオで見逃せないエンタテイメントについてもたっぷり紹介。まずは、プール5個分以上の水を操る「ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター」、そして「スタジオ・シティ」の8の字観覧車「ゴールデン・リール」、「バットマン・ダーク・フライト」、さらに「ザ・ハウス・オブ・マジック」や10月下旬まで楽しめるプール施設も網羅。どこにいても楽しめるマカオのエンタテイメントの豊富さをアピールした。
また、マカオのとっておきのグルメについても解説。広東料理を中心にホットポットや点心の中華に、スパイスをふんだんに使い独自に進化したマカオ料理、そしてポルトガル料理と食文化の多彩さと、今注目すべきレストランも紹介した。また、最近では「プライベート・キッチン」と呼ばれるマンションの一室などで少人数向けに振る舞うレストランサービスもマカオで流行中とのこと。こちらも話題の店舗を紹介。
さらにマカオ初のアクセサリーブランドや人気の「ソーダ・パンダ」をはじめとするカルチャーについても。「第1回マカオ国際映画祭」や「第30回マカオ国際音楽祭」の開催など文化都市としてのマカオの取り組みについても解説。
なお、ツーリズムEXPOジャパン2016のマカオ観光局ブースでは、これらの魅力がギュッと詰まったVR体験をすることができる。空から鳥のようにマカオ全体を眺めたり、バンジージャンプに挑戦したり。そして「マカオ・グランプリ」の疾走感溢れる瞬間を目の当たりにできるなど、まさに「楽しさがとまらない」時間を体感できる。
さらに、マカオグルメも特設フードスタンドで味わえるのもうれしい。しかもマカオで人気の「ロード・ストーズ・ベーカリー」メイドの「エッグタルト」(300円)がまさに現地の味。「アフリカンチキン」(500円)や「ババ・デ・カメロ」(300円)と一緒にほおばればマカオグルメのとりこに。
また、「マカオ観光局×ごちぽん マカオチャレンジ!」を開催。すごろくゲームアプリ「ごちぽん」をダウンロードして参加し、クイズ3問に正解すると全員にオリジナルグッズをプレゼント。こちらも忘れずに参加しておきたい。
エンタテイメントにグルメ、そして文化と魅力たっぷりのマカオ。ブースを訪れればますますこれから便利に、そしてラグジュアリーに進化するマカオをきっと旅してみたくなるはずだ。