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羽田空港国際線ターミナルで巡回警備員がウェアラブルカメラを装着する実証実験開始

セコムと協力し8台のカメラを4月導入

2016年4月11日 発表

 セコムと東京国際空港ターミナルは、羽田空港国際線ターミナルでの警備において、ウェアラブルカメラ活用の実証実験を4月から開始している。

 日本は観光立国を目指す一方で、世界各地で高まるテロの危険性などの状況を踏まえた機動性の高い警備が求められている。そこで空の玄関口である空港での事件・事故を防ぐための手段として、ウェアラブルカメラを使った実証実験が行なわれている。

 今回は8台のウェアラブルカメラが試験導入され、各巡回警備員の胸に装着される。ウェアラブルカメラで撮影される映像と位置情報はリアルタイムに警備本部でモニタされ、有事の際には早期に事態を把握し、素早い対応が可能になるという。本実証実験を経て、今後の本格導入を図る予定だ。

(編集部:稲葉隆司)