ニュース

JAL、グランドスタッフが羽田空港でバレンタインチョコを配布

2月4日から開催した「羽田で縁結び」も旅の思い出づくりとして好評

2016年2月4日~2月14日 実施

 JAL(日本航空)が羽田空港内で社員有志による企画「JALバレンタインデーイベント」を展開しているのは「JAL、神田明神に『恋のお願い事』を奉納するバレンタインデーイベントを羽田空港でスタート」でお伝えしたとおりだが、神田明神とタイアップした企画「羽田で縁結び」の最終日、バレンタインデーでもある2月14日にはチョコレートを空港スタッフのメッセージカードとともに配布し、JAL利用者に楽しさを届けていたので、その模様をレポートする。

空港スタッフのメッセージカードが添えられたチョコレート

 配布場所は羽田空港国内線第1旅客ターミナル2階 スマイルサポートカウンター(南/北)前および、ファーストクラスカウンター。配布されていたチョコレートには、「素敵な1日となりますように」「日本航空 羽田空港スタッフ一同」と記されたJALの空港スタッフのメッセージカードが添えられていた。

 チョコレートを受け取っていた利用者に感想を伺ったところ、「仕事の移動で羽田を利用したが、ここでチョコレートをもらえるとは思わなかった。大きな企業では大したことではないかも知れないが、少し微笑んでしまう自分がおかしい」(50代男性)や、「週末を利用して(夫の)転勤先から子供たちと帰省していて、今から戻るところ。チョコレートも季節感があっていいけど、祈願という風習を子供たちに教えるのはよいことだと思う」(30代女性)など、それぞれの観点で楽しんでいるのが分かる。

 JAL広報部 羽田広報グループ長の岩本浩一氏に話を聞くと「毎年恒例となったバレンタインデーのチョコレート配布ではあるが、今年は羽田空港で900個を用意した。また今回は羽田以外の空港でもJALのロゴマークをプリントした同じ包装でチョコレートの配布を行なっている」とのことだった。

常に笑顔を絶やさないJALのグランドスタッフ。空の旅に出発する利用者も和んでいた

神田明神とのタイアップによる「羽田で縁結び」も好評

 羽田からJAL便で出発する利用者に手作りバレンタインカードを配布し、記入された「恋のお願い事」を神田明神に奉納、縁結びの祈願を行なう「羽田で縁結び」は2月4日から受け付けているが、最終日となる2月14日も多くの利用者がカードへ記入していた。

 JAL広報部 羽田広報グループ アシスタントマネージャーの椋田祥子氏に聞くと「ご年配の男性だと恥ずかしがられる方も多いのですが、ご家族でのご利用、特にお子様連れのお客様には旅の思い出として楽しんでいただけています。ご主人や奥様はもちろん、お子様にも楽しい思い出としてご記憶いただき、次回もJALをご利用いただければ私どもにとって大きな喜びとなります」と話し、前回同様あらためて「お客様が楽しんでもらえることがJALの喜びです。」とコメントした。

【お詫びと訂正】初出時、サブタイトルに記載した羽田で縁結びの開始日に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

「恋のお願い事」を記入するカードのデザインは2種、記入したら設置されているボックスに投函すれば2月15日に神田明神に奉納される

 「恋のお願い事」の神田明神への奉納と縁結び祈願は2月15日。利用者が笑顔になれるイベントを展開しているJALスタッフも神田明神に出向いて祈願するとのこと。同様に、成田空港では成田山新勝寺で恋の成就を祈願する「成田で縁結び」を展開している。

(酒井 利)