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マリオとルイージが登場した、京都縦貫道開通直前フリーウォークイベント
7月18日14時にいよいよ全線開通
(2015/7/13 06:00)
- 2015年7月12日 実施
- 2015年7月18日 14時開通
7月12日、京都縦貫自動車道 開通前のフリーウォークイベントが「道の駅 京丹波 味夢の里」と一体になった京丹波PA(パーキングエリア)で開催された。京都縦貫道は、7月18日14時に、京丹波わちIC(インターチェンジ)〜丹波IC間が開通することで約100kmが全線開通となる。そのため、フリーウォークイベントは、開通前の高速道路を歩ける最後のイベントとして実施された。
このフリーウォークイベントの特徴は、京都が地元となる任天堂の協力により、マリオとルイージが参加したこと。一般参加は事前申し込みで、さらにマリオやルイージなどの仮装をして参加した場合は、記念品がもらえるようになっていた。主催者である京都府の発表によると、申し込み参加者は4473名で、その内仮装の申し込みが505名。ただ、イベント自体は事前申し込みとなっていたものの、道の駅 京丹波は一般道からアクセスできるような構造になっており、駐車場は制限されていたものの(事前申し込みの参加者は、近くの公園からバスでピストン輸送)、歩いて入ることは可能だった。そのため、実際の参加人数は不明とのことだ。
※7月13日 主催者より連絡があり、フリーウォーク参加者は約4000名、道の駅関連イベント合わせ約1万5000名。
フリーウォークイベントは、9時30分にマリオとルイージが運転するカートの先導によってスタート。マリオとルイージの後には、マリオやルイージ、それにピーチ姫などの仮装をした参加者が続き、さらにその後を一般参加者が続いた。約10kmの区間を歩けるようになっていた。
道の駅 京丹波おより京丹波PAでは、10時よりプレオープンイベントの開会式を実施。京丹波町長 寺尾豊爾氏、京都府知事代理 山内修一副知事、衆議院議員 田中英之氏、参議院議員 二之湯智氏、参議院議員 西田昌司氏、参議院議員 福山哲郎氏らが祝辞を述べ、テープカットなども行なわれた。
道の駅 京丹波側では、地元の食材などを中心とした「京都丹波 食の祭典」と題したイベントも実施。各店舗が地元ならではの味を競っていたほか、11時には道の駅 京丹波の施設をプレオープン。地元の食材を販売する「京丹波マルシェ」、観光案内場所となる「京丹波ステーション」などを公開した。京丹波マルシェでは、しめじ、しいたけ、米、漬け物などが販売されていた。
一方、京丹波PA側の駐車場では、各地区や周辺地域がブースを構えて観光情報を紹介。地元の京丹波町はもちろん、京都府も7月18日から始まる「海の京都博」をアピールしていた。京都中心部と海のある京都北部を結ぶ京都縦貫道の全通は、海の京都博の開催に間に合った形だ。
地元の市町村、農協などが出展するのはフリーウォークでよく見かけるが、この京都縦貫道開通記念フリーウォークでは建設関連の出展があったのが珍しいところ。京都府測量設計業協会、建設コンサルタンツ協会、日本建設業連合会、プレストレスト・コンクリート建設業協会などなど。しかも、その多くでUAV(Unmanned Aerial Vehicle)、つまりドローンを展示し、その活用形態を紹介していた。測量や現場確認に欠かせない存在になっているとのことだ。
京都縦貫道は今週末、海の日3連休の初日となる18日14時に全線開通する。世界的にも有名な観光地である京都中心部と、まだまだ世界的には知られていない京都の海側を結ぶ道となる。先ほど紹介した海の京都博や、「京都・若狭・琵琶湖周回ドライブキャンペーン」なども開催されるため、京都をドライブする際などは、ぜひ活用していただきたい。