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梅小路蒸気機関車館、8月30日に43年の歴史に幕。7月18日より閉館特別展を実施

2016年春に京都鉄道博物館として新生

2015年8月30日閉館

 JR西日本(西日本旅客鉄道)は、7月の定例社長会見で、梅小路蒸気機関車館(京都府京都市下京区)の8月30日の閉館に伴い、開館から43年の歴史を振り返る閉館特別展を7月18日より実施すると発表した。

 閉館イベントでは、北海道開拓時代の7100形蒸気機関車「義経(7105号)」が「SLスチーム号」として館内の線路を走行するほか、普段は扇形機関庫内に展示されている蒸気機関車の前頭部を機関庫の外に出す「蒸気機関車の頭出し」、静態展示の蒸気機関車を含む展示している機関車を転車台に乗せて回転させる特別展示などを行なう。他にも区名札など常設展示には収蔵資料の展示も予定している。

 また、8月30日には閉館セレモニーが11時~11時30分に行なわれる。梅小路蒸気機関車館の施設や収蔵されている車両は、2016年春に開館する京都鉄道博物館の展示として活用される。

編集部:柴田 進