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日本トランスオーシャン航空主催の「第2回美ら海図画コンクール」表彰式開催
応募総数91作品、8作品が入賞
2017年8月22日 14:18
- 2017年8月4日 開催
JTA(日本トランスオーシャン航空)は8月4日、同社主催の「第2回美ら海図画コンクール」の表彰式を沖縄県庁県民ホールで開催した。
美ら海図画コンクールは、沖縄県外在住の未就学児を対象に、沖縄の海に生きる「美ら海の生き物たち」を描き沖縄への関心を深めてもらおうと2016年から開催されているもの。第2回の今年は、北は北海道から南は鹿児島県まで、91点の作品の応募があった。そのなかから、沖縄県知事賞をはじめとする8作品が入賞し、そのうち3作品を手掛けた子供たちが表彰式に出席した。
主催者を代表して登壇したJTA 代表取締役社長の丸川潔氏は、「絵を描くことを通して家族のコミュニケーションも深めていただけたのではないか。『きれいだね』『素晴らしいね』と話しながら描いている様子が作品から伝わってくる。描かれた生き物たちが飛び出してきそうな躍動感を感じる」と述べた。
続いて来賓を代表して、沖縄県 文化観光スポーツ部 部長の嘉手苅孝夫氏から「沖縄の海を想像しながら描いてもらうことで、沖縄に行ってみたい、海を見てみたいと思っていただけたらありがたい。沖縄の立派な観光資源を、末永く愛していただき何十回もリピーターとして遊びに来ていただきたい」と挨拶があった。
表彰式では、沖縄県知事賞、沖縄観光コンベンションビューロー賞、沖縄美ら海財団賞の3作品が表彰された。受賞者の子供たちはかわいらしくドレスアップ。多少緊張の面持ちで表彰台に向かうが、親御さんやまわりの声に緊張がほぐれ笑顔を見せてくれた。
続いて、審査員を務めたアンテナ・プレスクールの石井至校長が受賞作品を講評した。三上さんの作品は、ジンベエザメの大きさや優雅さが堂々と描かれているところが評価された。早岡さんの作品は、クレヨンと絵具を使い、水をはじく独特な仕上がりがよかったとのことだった。島田さんの作品は、ジンベエザメ、クマノミ、マンタなどいろいろな生き物が描かれ楽しい作品となったとことが評価された。
ほかの5点の入賞作品についてもコメント。全体的に、カラフルで楽しい作品となっているところや、生き物たちが生き生きと描かれているところを評価したとのこと。
JTA 取締役執行役員の金城清典氏は閉会の辞で、「作品から楽しさが伝わって、JTAが一番楽しませてもらった。ぜひまた沖縄にいらっしゃってください」と言葉を贈った。
なお、入選作品は9月11日から22日に沖縄県庁県民ホールで、10月2日から13日に沖縄美ら海水族館イベントホールで展示予定。JTAのWebサイト、機内誌「Coralway」でも紹介する。