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沖縄観光コンベンションビューロー、「観光立国タウンミーティング in 沖縄」の7月18日開催などを発表

2017年6月定例記者懇談会

2017年6月28日 実施

OCVBは6月定例記者懇談会において開催予定のイベントなどを発表。写真は沖縄観光コンベンションビューロー 専務理事 前田光幸氏

 OCVB(沖縄観光コンベンションビューロー)は6月28日、6月定例記者懇談会において開催予定のイベントなどを発表した。発表された開催・参加予定イベントは次のとおり。

「観光立国タウンミーティング in 沖縄」を開催

「観光立国タウンミーティング in 沖縄」の案内チラシ。裏面は出席申込書になっている

 OCVBは、日観振(日本観光振興協会)と共催で「観光立国タウンミーティング in 沖縄」を7月18日に開催する。観光立国タウンミーティングが沖縄で開催されるのはこれが初となる。

 当日は、日観振から久保成人理事長をはじめ、JNTO(日本政府観光局)理事長の松山良一氏、JATA(日本旅行業協会)会長の田川博己氏らも来沖し、トークセッションやパネルディスカッションを実施する。同ミーティングでこの三者が会するのも初となる。

 トークセッションは松山氏、田川氏による「沖縄観光への提言」について。続いてのパネルディスカッションは、琉球放送 報道制作局の比嘉俊次氏をコーディネーターに、パネリストとして松山氏、田川氏に加え、トリップアドバイザー 代表取締役の牧野友衛氏、沖縄県 文化観光スポーツ部長の嘉手苅孝夫氏が登壇する。

「観光立国タウンミーティング in 沖縄」

日時:2017年7月18日14時~16時30分
場所:沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ(那覇市)

訪日外国人客向けのナイトエンタテイメント「THE MATSURI OKINAWA~ザ・祭・オキナワ~」開催

「THE MATSURI OKINAWA~ザ・祭・オキナワ~」のチラシ(暫定版)。最終版には、日本語、英語、中国語(繁体字、簡体字)で表記されるとのことだ

 OCVBは、訪日外国人観光客向けの本格的ナイトエンタテイメント「THE MATSURI OKINAWA~ザ・祭・オキナワ~」を期間限定で開催することを発表した。

 外国人観光客の好調な伸びを受け、さらなる満足度の向上とコンテンツの質の向上が重要な取り組みの一つとなっており、かねてより「夜でも楽しめる沖縄」の要望が高いことから、新たな夜間周遊のコンテンツとして企画したもの。

 同イベントでは、創作伝統芸能10演目をノンストップで構成。上演時間は約1時間となる。演目のなかには、海外でも人気の高い沖縄のヒットソングも披露。最後にはカチャーシーで賑々しく終演する。演出は、JTB「杜の賑い」演出家の鷹の羽辰昭氏が手がける。

 また今年の春より、15万トン級の大型客船「ゲンティンドリーム号」が那覇に寄港。同船は唯一のオーバーナイト客船であり、多くの乗船客の夜間周遊が期待できるとしている。

「THE MATSURI OKINAWA~ザ・祭・オキナワ~」は、同船が寄港する日に合わせて7月11日から10月10日まで全11回開催。チケットは同船内でのオプション販売をはじめ、各旅行会社やコンビニなどでも販売し、同船乗客以外の一般客へも展開する。

「THE MATSURI OKINAWA~ザ・祭・オキナワ~」

開催日:2017年7月11日/25日、8月1日/8日/15日/22日/29日、9月19日/26日、10月3日/10日(すべて火曜日)
会場:
沖縄コンベンションセンター(7月11日、8月15日/22日/29日)
国立劇場おきなわ(7月25日、8月1日/8日、9月19日/26日、10月3日)
浦添市てだこホール(10月10日)
時間:開場18時30分、開演19時(20時終演)

学生が作る卒業旅行プラン「学卒プロジェクト2017」エントリー募集開始

2016年度グランプリを獲得した琉球大学富原チームと宜野座村観光協会との連携で誕生した周遊パスポート

 沖縄県とOCVBは、県内の学生が県外の学生向けに提案する卒業旅行プランのプロジェクト「学卒プロジェクト2017」の開催を発表。7月5日にエントリー募集を開始した。

 同プロジェクトは2014年度からスタートし、2017年度で4回目となる。2016年度は大学・短大部門で6校17チーム83名、専門学校部門で1校10チーム54名のエントリーがあった。

 2017年度は、参加学生が自身のインスタグラムやTwitterなどSNSを活用して情報を発信してもらい、学卒プロジェクトの認知度向上や旅先としての沖縄への興味関心を誘う取り組みも行なう。

 参加チームは講義、現地視察、研修、体験などを経て企画書を作成。一次審査を通過したチームのなかから、12月7日の最終審査会で最優秀賞を決定する。

「沖縄MICEネットワーク」設立に向け総会および記念シンポジウム開催

 OCVBは、7月に産学官連携のもと設立される団体「沖縄MICEネットワーク」の事務局を沖縄県と協働で担うこととなった。

 7月25日には設立総会を開き、名称、規約の承認および役員の選出を行なう。また記念シンポジウムも開催。沖縄県副知事の富川盛武氏による講演「MICEを沖縄経済成長のプラットフォームに(仮)」や、「沖縄の未来を描くMICE(仮)」をテーマにパネルディスカッションが行なわれる。

 パネルディスカッションは、沖縄MICE 振興戦略検討委員会 委員長の下地芳郎氏を進行役に、パネリストとしてMPI Japan Chapter会長の山本牧子氏、日本コンベンション協会 副代表理事の近浪弘武氏、日本展示会協会 会長補佐の田中嘉一氏、JATA沖縄支部 副支部長の杉本健次氏、OCVB会長の平良朝敬氏が登壇する。

「沖縄MICEネットワーク」設立総会および記念シンポジウム

日時:2017年7月25日13時30分~
場所:パシフィックホテル沖縄(那覇市)

内容(案)
第一部:設立総会
名称、規約の承認および役員の選出ほか
来賓挨拶:日本コングレス・コンベンション・ビューロー会長 猪口邦子氏、観光庁(予定)

第二部:記念シンポジウム
講演:「MICEを沖縄経済成長のプラットフォームに(仮)」沖縄県副知事 富川盛武氏

パネルディスカッション:「沖縄の未来を描くMICE(仮)」
進行:沖縄MICE振興戦略検討委員会委員長 下地芳郎氏
パネリスト:MPI Japan Chapter会長 山本牧子氏、日本コンベンション協会 副代表理事 近浪弘武氏、日本展示会協会 会長補佐 田中嘉一氏、日本旅行業協会 沖縄支部 副支部長 杉本健次氏、OCVB会長 平良朝敬氏

「第10回夏休みこども自由研究 in 沖縄コンベンションセンター2017」開催

 OCVBと琉球朝日放送は、夏休みの自由研究に活かせるヒントを紹介する「第10回 夏休みこども自由研究 in 沖縄コンベンションセンター2017」を開催する。

 今年は沖縄コンベンションセンターの開館30周年を記念して、初めて子供館長を一般公募。うるま市立赤道小学校5年の銘苅果子さん、那覇市立真嘉比小学校4年の嘉陽涼太さんが決定。2名はイベントのPRや当日の会場レポートなどを行なう。

 同イベントは、身近な「自然・歴史・文化」をテーマに工作教室や体験教室、パネル展示ブースなどを設置。自らの手で触れ、体験することで沖縄の貴重な生き物や自然を感じることができる場を提供する。

 また、沖縄県出身のマジシャン「MASA」氏によるショーなどのステージイベントも予定されている。

沖縄コンベンションセンター開館30周年記念「第10回夏休みこども自由研究 in 沖縄コンベンションセンター2017」

日時:2017年7月29日~30日10時~18時
場所:沖縄コンベンションセンター展示場・会議場A棟・B棟ほか
内容:展示、ステージイベント、体験・工作教室、セミナー(入場無料)
目標来場者数:約3万人