ニュース

JALベルスター、熊本支援チャリティイベント「熊本フラッシュモブ」で嵐の「ふるさと」を合唱

熊本市下通に突如オーケストラが登場して第九を演奏

2016年12月18日 実施

 JAL(日本航空)のミュージックベル隊「JALベルスター2016」が12月18日、熊本市中央区下通において行なわれた熊本支援チャリティイベント「熊本フラッシュモブ」に出演した。

 同イベントは音楽を通じて復旧・復興に取り組んでいる熊本の人たちを応援することを目的としたもので、くまもと音楽復興支援100人委員会と国境なき合唱団が主催、下通繁栄会とJALが協力して実施され、JALの客室乗務員8名で結成された「JALベルスター2016」も参加した。

熊本市中央区下通の商店街

 フラッシュモブとは、公共の場に多数の人が集合してパフォーマンスを行ない、終了すると即座に解散するというもの。当日はフラッシュモブに先立って、JALベルスターのメンバーがハンドベルで「I will be there with you」を披露した。

 JALベルスターのメンバーは「熊本の皆さまこんにちは。いつもワンワールドアライアンスメンバー日本航空をご利用いただきましてありがとうございます。この便は日本航空1218便、熊本発、楽しいクリスマス行き、トナカイとのコードシェア便でございます。この便の機長はサンタクロース。私たちは皆さまをクリスマスへとご案内いたしますJALベルスターでございます」などと自己紹介。

「本日はいつも日本航空をご利用くださる皆さま、本日お集りの皆さまへの感謝の気持ちを込めて8人で演奏いたします」と、続けて「ジングルベル」「赤鼻のトナカイ」「そり滑り」「Last Christmas」「すてきなホリデイ」「サンタが街にやってくる」「Winter Wonderland」「A Whole New World」を披露してイベントを盛り上げた。

「JALベルスター」が奏でるハンドベルと「NHK熊本児童合唱団」による第九でフラッシュモブがスタート

 17時になるとフラッシュモブがスタート。JALベルスターが奏でるハンドベルと「NHK熊本児童合唱団」による第九に引き寄せられるように、指揮者の松井慶太氏のほか「熊本交響楽団」「熊本県民第九の会」「国境なき合唱団」が続々と集合してオーケストラによる第九の演奏が行なわれた。突如現れたオーケストラに通行客も足を止めて演奏に聞き入り、演奏が終わると大きな拍手が贈られた。

突如登場したオーケストラによる演奏に多くの人が集まった
JALベルスターのメンバーも合唱に参加
アイドルグループ嵐の楽曲「ふるさと」の合唱で涙する人もいた

 イベントの締めくくりはアイドルグループ嵐の楽曲「ふるさと」の合唱。演奏を見物していた人たちにも歌詞カードが配られ、その場には合唱で涙する人の姿もあり、合唱が終わると参加者全員の拍手でイベントが終了した。